F2に命を吹き込む
トイカメラにハマりだした頃、その費用捻出のために持っていたほかのカメラを売っちゃおうと
査定に出してみました。
Nikon F2とD50。
D50の方は説明書、外箱などがなかったため断念。
F2の方は丹念に調べ上げられた結果
ファインダーのカビ、露出計の不具合により 買い取り不可。
…![]()
しかも自分で使おうにもオーバーホール(数万円単位)が必要になるかもとのこと。
F2は父親が使っていた物を実家から拝借してきたので、2~30年は経っているハズ。
使えないんじゃただの骨董品だな…。
とあきらめました。
でもその頃はフィルムカメラなど興味も無く、本当に骨董品的な感じで持っていただけだったので
使えないと言われてもショックは無かったですね。
まぁ売ろうと思ったぐらいですから(笑)
しかし時は経ち、LOMOやHolgaとの出会いからフィルムの良さを実感できるようになりました。
フィルムカメラの扱いにも慣れ、家で現像するようにまでなった今…
「F2を使ってみようじゃないか」
それまでただの置物、骨董品という位置づけだったF2に再びカメラとしての仕事をさせてみようと。
手にとってみればずっしりと重く、トイカメラのびっくりするような軽さとは違う、
重厚な工業製品という貫禄があります。
色々見まわしたりシャッターなど切ってみたのですが、とても綺麗で、ちゃんと動いてます。
これは使える!
そして本体底面に電池を入れるケースを発見。
もしや、と思い新しい電池に入れ替えると
故障していると言われあっけなく戦力外通告された露出計がちゃんと動きました![]()
よし、撮ってみよう
撮れました(笑)
ちゃんと撮れるじゃないですか![]()
売らないで良かった~。
それにしても。
ほとんどデジカメしか知らなかったワタクシ。
古き良きデジタルとは無縁のフィルムカメラをまじまじと見ていると、
そのすべてが機械仕掛けといいますか、アナログと言いますか
つまみを引っ張り上げて回して設定を変えるとか
遅いシャッタースピードの時の「ジーっ」と言う音なんか
ゼンマイやら歯車を組み合わせてできた遠い昔のカラクリ人形のように思えてしまいます。
あぁ、ノスタルジィ…
そんな僕は 25歳![]()
Spritzer
自家現像はなかなかうまくいかず、ちょっと小休止![]()
新たなアイテムをゲットしたので載せときます。
画面が4分割されているのがおわかりでしょうか。
これは多重露光ではなく
Spritzer というLC-A+専用のアクセサリーです。
レンズの前に設置して、回転式の二枚の羽で部分的に遮るわけです。
単純に半分ずつ2つに分割すると
こんな感じになります。
面白いですね。
それと
LC-A+に付けられるカラーフラッシュです。
spritzerとカラーフラッシュ両方使ってみました。
不思議な感じに仕上がります。
LOMO LC-A+ with Spritzer and Color Flash デジタルクロス@picnik
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曇り空
人工物の向こうに空がある構図が好きです。
トンネルの向こうは草原でした。
逆光による黒つぶれ 好き。
ViVicam5050 with デジタルクロスプロセス@picnik
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フィルムビギナー
昨日現像に出したポジフィルム、ちょっと変わったフィルムだったので
今朝キタムラさんより
「ポジ現像でいいのか」
と言う確認の連絡があった。
と言うのも…
現像に出したフィルムはLomography X-pro 200 と言うクロスプロセス 専用と謳われているモノです。
まぁ普通にカラーリバーサルフィルム(ポジ)なんですけどね。
色の出具合なんかがクロス向きらしい。
まだまだ写真はデジタルの感覚でいるワタクシは
撮ったらすぐに見たい!
と言うデジカメ的欲求に駆られてしまいます。
しかし、フィルムはそうはいかず
35ミリネガなら1時間で仕上がってきますが、ポジは外注で翌日の仕上がり…。
クロス現像ならやってくれるところは限られており、Lomography Labo なら1~2週間かかるとのこと。
そんな訳で、キタムラ様に通常のポジ現像をお願いしたのです。
しかし冒頭のごとく、変わったフィルム(フィルム外装にほとんど表示がない)のおかげで
現像所の方で待ったがかかり、作業は中断。
しかも土日を挟むので、仕上がりは月曜になる…。
早く見たいのに・・・。
でもこの待つ感じがフィルムのいいところなんでしょうね。
仕上がりを見たときの感動はデジタルには無い感覚があります。
今日は夕日でも撮ってこようかな。
ネガフィルムで(笑)
LOMO LC-A+ カラーネガ デジタルクロス@Picnik




















