任務中に負傷したターニャ・リーブス巡査は、デンバーにあるマーシー総合病院に9日間入院していました。相棒であるマリノア種の警察犬「スカウト」は、最初の3日間は食事を一切受け付けませんでした。一時的にスカウトの世話をしていたハンドラーによると、スカウトは絶えず歩き回り、落ち着かない様子だったといいます。ターニャの上司である警部が正式な面会を申請し、病院側がこれを許可しました。病室に入ったスカウトはまっすぐにベッドへ向かうと、ターニャの怪我をしていない側の体に寄り添うようにして、寸分の狂いもなくその身を横たえました。
警部はこう語りました。「スカウトは迷うことなく、怪我をしている箇所を避けて動きました。あの瞬間に見せたあの察知能力は、私がこれまでに見たことのないものでした」。ターニャはこう言いました。
「その時、私は『大丈夫だ』と確信したんです」