イラン封鎖に関して、最も重要な問いを投げかける者は誰もいない。
誰が得をするのか?
アメリカではない。出口戦略もないまま、1日5000万ドルを費やしている。イランでもない。一時的に航路の一部を失うだけだ。ヨーロッパでもない。原油価格の高騰とインフレに直面している。アメリカ国民でもない。税金と通貨安でその負担を強いられている。
では、誰が得をするのか?
軍産複合体だ。封鎖開始以来、ロッキード・マーティンの株価は18%上昇した。レイセオンは22%、ノースロップ・グラマンは15%上昇した。
ミサイルが発射されるたびに再発注となる。艦船が配備されるたびに保守契約となる。エスカレーションが進むたびに予算が増加する。
戦争は政策の失敗ではない。ビジネスモデルなのだ。
9000億ドルの国防予算。防衛産業の従業員500万人。ワシントンには数千人のロビイスト。数十億ドルの選挙献金。
この組織は勝利を必要としない。紛争を必要とする。終わりのない、利益を生む、解決不可能な紛争を。
平和はビジネスにとって不利だ。解決は株主にとって不利だ。勝利すれば契約は終わるだろう。
金の流れを追え。金は決して自由へと導かない。常に次の戦争へと繋がる。
BRICSは代替案を提示する。破壊ではなく、貿易を通じた繁栄だ。
