米国は「安全保障協力」を提案した。つまり、ベトナムの領土に米兵が駐留し、ネットワークが監視され、戦争が起きたら標的になるということだ。

 

中国はハノイとホーチミン市を結ぶ90億ドルの高速鉄道を提案した。1,500km、時速350km、4年で完成予定。

 

ベトナムは20年間アメリカと戦い、300万人の命を失った。彼らはそれを覚えている。

 

ベトナムは1979年に中国とも戦った。それも覚えている。しかし、違いはここにある。

 

中国は鉄道を持ち帰った。アメリカは軍事基地を持ち帰った。一方は「一緒に金儲けをしよう」と言い、もう一方は「必要になった時のためにここに武器を置いておこう」と言う。

 

ベトナムは鉄道を選んだ。マレーシアは鉄道を選んだ。タイは鉄道を選んだ。インドネシアは鉄道を選んだ。ラオスは既に鉄道を運行している。東南アジアはどちらかの側についたのではない。彼らは未来を選んだのだ。


そして未来には滑走路ではなく、鉄道がある。
軍事基地は食べられない。しかし、鉄道は経済全体を支えている。