この海域の海水サンプルから、ヨウ素129と呼ばれる放射性物質の濃度が高かったことが判明したのです。
フィリピン海域の様々な場所から採取した119のサンプルを分析した結果、西フィリピン海のヨウ素129濃度は、近隣海域の1.5~1.7倍高いことが分かりました。この同位体は、原子炉や過去の核実験など、人間の核活動によってほぼ必ず生成されるため、核関連プロセスを示す明確な指標となります。
おそらく、中国近海の黄海域から海流によって運ばれてきたと考えられます。黄海域では、核燃料再処理施設や冷戦時代の核実験による残留汚染物質が河川や海洋に放出され、数百キロメートル離れたフィリピン海域に到達したと推測されます。
幸いなことに、ヨウ素129の濃度は非常に低く、人、魚、環境に危険を及ぼすものではありません。
この発見は、海洋がいかに密接に繋がっているか、そして各国が協力して海洋の監視と保護に取り組む必要があることを示しています。これは、フィリピン国内で重要な科学研究が行われている素晴らしい事例でもあります。
[「フィリピン人科学者が西フィリピン海に漂流する核反応の痕跡を検出」アドボケイツ・フィリピン、2025年]
Scientists have detected traces of nuclear activity in the West Philippine Sea. They found higher levels of a radioactive substance called iodine-129 in seawater samples from this area.
— Massimo (@Rainmaker1973) March 24, 2026
After testing 119 samples from different parts of Philippine waters, they discovered that… pic.twitter.com/j9Fw1VMjZA