日本の7月は記録開始以来最も暑い7月に
2024年8月2日
Insider Paper
気象庁によると、気候変動によって加速された異常な熱波が世界の多くの地域を飲み込み、日本は126年前の記録開始以来最も暑い7月を記録し、うだるような暑さだった。
同国の気温は平均より2.16℃高く、昨年の7月の平均気温1.91℃の記録を更新した。
気象庁（JMA）は木曜日、「1898年の統計開始以来最高だった」と発表し、この数値は全国的に「かなり高くなっている」と指摘した。
全国にある153の観測所のうち、62か所で7月の平均気温の記録が更新された。 気象庁によると、その要因としては、太平洋上の高気圧と、列島の北部を覆った「南からの暖かい空気」が挙げられるという。
防災庁によると、4月以来、日本では熱中症により59人が死亡した。
冷凍庫に保管できる日傘や分厚いネックレスは東京周辺でよく見かけるようになったが、大道芸人の菅次郎さん（56）はAFPに対し、暑さを感じていると語った。
「ここで2時間立って過ごすと、文字通りシャツから汗が絞り出せるほど汗をかきます。ずぶ濡れです」と全身黄色のスーツを着たカンさんは語った。
「米国のような乾燥した暑さに慣れている人は、日本の暑さと湿気に対処するのがさらに難しいと感じます」と観光地浅草で彼は語った。
先月、東京の西にある静岡県は、今年の水銀気温が摂氏40度（華氏104度）に達した最初の日本の地域となった。
これは当局が「非常に暑い」とみなす基準である35度をはるかに上回っている。
熱波は世界中でますます一般的になってきており、欧州連合の気候監視機関は7月に地球が有史以来最も暖かい日を経験したと発表した。