EU首脳、人々の心を 「シールド 」し、「民主主義 」を守るため、脳を曲げる新しい 「ワクチン 」を求める

2024年5月29日

Natural News

欧州委員会(EC)委員長に再選された場合、ウルスラ・フォン・デア・ライエン大統領は、人々の心を「シールド」し、「民主主義」を守るために、精神に作用する「ワクチン」を使って「間違った考え方」を取り締まると約束している。


ソーシャルメディアに登場するさまざまな「キャンペーン」広告の中で、フォン・デア・ライエンは、権力者が彼女を大統領に再登板させたら、「民主主義の盾」を設置すると約束することで、有権者にアピールしようとしている。

「偽情報や悪意のある干渉を検知」しやすくするために、フォン・デア・ライエンは「(人工知能の)ディープフェイクを含むコンテンツ」を追及し、削除することで「私たちの社会をより強靭に」したいと言う。

選挙で選ばれたわけでもない官僚であり、欧州の人々から投票されたわけでもないにもかかわらず、フォン・デア・ライエンは、「勝つ 」ために有権者の人気を必要とする立候補者であるかのように装っている。

「この『民主主義の盾』の場合の『民主主義』は、実際には検閲の婉曲表現にすぎない」とRTのレイチェル・マースデンは書いている。

この 「盾 」は、不都合な事実以外に、より多くの言論の自由が達成できないものからヨーロッパを本当に守ってくれるのだろうか?あるいは、ウルスラ女王をはじめとするヨーロッパの権力者たちは、自分たちのイデオロギーの狂気を擁護し、自分たちが売り込む物語がしばしば現実と一致しない理由を市民に説明しなければならないのだろうか?

(関連記事 昨年秋、フォン・デア・ライエンは、聖書の「獣の刻印」のようなものを世界規模で実施するよう呼びかけた)。

 

 

プレバンキングで国民の心を 「ワクチン接種」
フォン・デア・ライエンの「民主主義の盾」は、私たちが意味する心の「ワクチン」である。彼女は、承認された 「rightspeak 」だけが大衆の目に触れるように、ネット上で発言され拡散されるものすべてを管理しようとしているのだ。

これを「プロパガンダの盾」と呼ぶのは正しくない。なぜならフォン・デア・ライエンは、彼女が実際に異なるメッセージを広めたいとは一言も言っていないからだ。そうではなく、彼女は私たち国民がオンラインで共有するメッセージを検閲したいだけなのだ。

今月初め、フォン・デア・ライエンはコペンハーゲンの民主主義サミットで、プレバンキングが「デバンキングよりも成功する」と語った。

「プレバンキングはデバンキングの対極にある。要するに、予防は治療よりも望ましいのです」。

「情報操作をウイルスと考えてください。感染症が定着したら、それを治療するのではなく、予防接種をする方がいい。プレバンキングも同じアプローチだ」。

言い換えれば、フォン・デア・ライエンは、「偽情報 」が人々に届かないようにすることで、「偽情報 」から人々を 「ワクチン接種 」したいと考えているのである。

その結果、間違った考え方の 「ウイルス 」に感染し、「感染者 」になってしまう人が出てくる可能性があるからだ。フォン・デア・ライエンによれば、最善の方法は、そのような議論や討論に最初から蓋をすることだという。

フォン・デア・ライエンは、強制的なコンプライアンス・プロトコルを 「社会の回復力 」と呼んでいるが、これはある種の敵の脅威(この場合は言論の自由)に対する集団的な抵抗を意味するという点で、より好意的に聞こえる。

「フェイクや捏造されたコンテンツだけではありません」とフォン・デア・ライエンはデモクラシー・シールドについての発表で主張した。

「影響力を買い、混乱を引き起こしている。私たちは、ドイツの極右政治家やAfDの有力候補がロシアの懐に入っているのを見てきた。彼らはロシアのプロパガンダ機関やビデオで魂を売っている」。