ビル・ゲイツによるこの「非常に問題のある」提案は、現在、WHOのパンデミック条約に暗黙のうちに含まれているようだ。
2024年5月21日
UNCUT-NEWS
エルゼ・ファン・ハメレンとカレル・ベックマンが発見したように、WHOの新しいパンデミック条約の最新版では、「パンデミックと闘う」ために派遣される「グローバル・ヘルス・エマージェンシー・ワークフォース」、すなわち「ヘルスワーカー」の国際的な軍団について初めて言及されている。以前の草案には、この点についての言及はなかった。
これこそ、WHO最大の民間寄付者である億万長者のビル・ゲイツが昨年提案したものだ。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、『ニューヨーク・タイムズ』紙に寄稿した次のパンデミックに関するオピニオンの中で、「脅威」に対抗するためには国際的な「保健軍」が必要だと述べている。
さらに、「脅威が発生したとき」すぐに行動に移せるような「十分な資金を備えたシステム」が世界には必要だと付け加えた。
WHOはすでに2022年に向けて「緊急医療チーム2030」戦略を立ち上げており、国際的な保健軍団の創設を構想している、とヴァン・ハメレンとベックマンは『その他』紙に書いている。この軍団は、次のパンデミックに備え、演習やシミュレーションを行うことになっている。
ビル・ゲイツの計画は、現在、計画中の国際パンデミック条約に暗黙のうちに含まれているようである。
WHOに9年間勤務したオーストラリア人医師デビッド・ベルは、この提案は「極めて問題」だと考えている。彼はこのような「保健軍」を国連軍の「平和維持活動」と比較している。
ベル氏は、WHOの対策に小国が十分に協力しない場合、この軍団が小国に配備されることを想定している。理論的には、この軍団は対策を実施するためにも使われる。「これはWHOが関与すべきではないことです」と医師は言う。
WHOは一種の 「医療ファシズム 」を導入しようとしているのであり、それは製薬業界を利するだけだと警告する。