ケムトレイルの意図と地球上の生命への影響を明らかにするドキュメンタリー「フランケン・スカイ」

2024年5月15日

FRONTNIEUWS

気候変動はそれ自体議論の的だが、地球工学となると、さらに議論の的になる可能性がある。気候変動憂慮論者の中には、地球の気候を冷却するために化学物質を空気中に散布するような極端な手段をとることが、私たちを救う唯一の方法だと主張する者もいれば、気候変動パニックを信じている一部の人々を含む他の多くの人々は、それが利益よりもはるかに多くの害をもたらす可能性があると警告している、とキャシー・Bは書いている。

ジオエンジニアリングという概念は1世紀近くも前から存在しているが、ジオエンジニアリングとその結果について知っている人はあまりにも少ない。ジオエンジニアリングは未来的に聞こえるかもしれないが、実際には1930年代にまでさかのぼる。その起源と結果は、『FrankenSkies』という目を見張るようなドキュメンタリーで深く掘り下げられている。

このドキュメンタリーは、人々にこの慣行を知ってもらおうとするもので、既得権益を持つ人々が、大気中のエアロゾル拡散による化学的な雲の形成という考えを、人々が空でエアロゾルを見たときに何が起こるのか不思議に思わないように、いかに正常化しようとしたかを明らかにしている。

ドキュメンタリーのウェブサイトはこう説明している: 「2017年6月に『FrankenSkies』が制作・公開されて以来、私たちが知っている世界は劇的に変化し、エアロゾル噴射、ケムトレイル、ジオエンジニアリングや気象工学の領域については、多くの人がまだ盲目になっている。」

 

 

さらに、「最も重要なことは、世界的な規模で、多くの注意を払う必要がある、メディア、社会工学、公的な一般市民の関与の中で、気候変動の解決策としてのジオエンジニアリングが常態化していることである。」と続けている。

 

このドキュメンタリーを制作したマット・ランドマンは、カリフォルニアの農場で働いていたときに奇妙な気象現象を目撃し、好奇心を刺激されたと説明する。彼や彼が話をした人たちは、飛行機が空を飛び、その後ににわか雨が降り、それが突然止むのを何度か目撃した。その現象を研究し、雨を防ぐために大気中のエアロゾルがどのように散布されるのかを知った彼は、何が問題なのかを一般の人々に知ってもらうために何かしたいと考えた。

「それ以来、私の研究は、天候をコントロールしようとする陰湿で邪悪な陰謀と、炭素排出のせいで地球が制御不能なほど温暖化しているというデマで大衆を惑わそうとするさらに悪い意図を明らかにした」と彼は書いた。

COVID-19ワクチンの危険性について警告した人々と同様、ケムトレイルについて発言する人々は、彼らの信用を失墜させようとして、長い間「陰謀論者」のレッテルを貼られてきた。しかし、ケムトレイルは非常に現実的な現象であり、推進派はその動機を隠そうともしない。

ハーバード大学のような一流大学の科学者たちは、太陽光を反射させるために硫酸塩エアロゾルを大気中に散布することは理にかなっていると主張し、マサチューセッツ工科大学の科学者たちは、いわゆる気候変動から私たちを救うために「地球工学は私たちの最後にして唯一の選択肢かもしれない」と述べている。

欧州委員会は地球工学のリスクに警告を発する

しかし、明るい話題もある。欧州委員会は昨年、大気操作に地球工学を用いることのリスクを警告する報告書を発表した。

 

報告書は、「これらの技術のリスク、影響、予期せぬ結果は十分に理解されておらず、必要な規則、手続き、制度はまだ整備されていない」と警告している。

私たちが呼吸する空気に化学物質を散布するというアイデアは、いくつかの明らかな健康リスクをもたらすが、倫理的・法的問題だけでなく、深刻な紛争につながる可能性のある国家間の力の不均衡などの潜在的な問題も指摘している。

EUの気候政策責任者であるフランス・ティメルマンスは、次のように述べた:「私たちが共有する地球で、誰かが勝手に実験を行うべきではない。これは国際的な最高レベルの適切な場で議論されるべきだ」と述べた。