国連:ガザの破壊規模は第二次世界大戦以来、再建には16年かかる

2024年5月8日

Natural News

国連は木曜日、ガザにおける破壊の規模は第二次世界大戦以来のものであり、同地区の住宅再建には最低でも16年かかるだろうと述べた。
(記事:Dave DeCamp News.Antiwar.comより転載)

国連事務次長補のアブダラ・アルダルダリ氏は、「1945年以来、このようなことは起こっていない。これほどの激しさ、これほどの短期間、これほどの大規模な破壊」。

アル=ダルダリは、ガザの全住宅の72%が部分的または完全に破壊されたと述べた。「国連開発計画によるガザ地区の復興に関する初期見積もりは、300億ドルを超え、400億ドルに達する可能性がある」。

イスラエルの爆撃作戦は、第二次世界大戦中のアメリカや連合国による日本やドイツの都市への戦略爆撃(ドレスデンへの原爆投下や広島・長崎への原爆投下など)と比較されてきた。

イスラエル政府高官は、第二次世界大戦を引き合いに出して、大量の民間人犠牲者を正当化している。

「ネタニヤフ首相はバイデン大統領にこう言った。『原爆を落とした。多くの民間人が死んだ』とね」とバイデンは12月に言った。

バイデンはネタニヤフ首相にこう言ったという。「第二次世界大戦後、このようなことが二度と起こらないようにするために、あらゆる機関が設立されたのだ 」と。当時、バイデンはイスラエルの空爆作戦を「無差別」と呼んだが、それから5ヶ月近く経った今も、彼はそれを支持し続けている。

ガザでの復興活動は、イスラエルによる包囲が終わって初めて始められるが、それがすぐに実現する兆しはない。イスラエルとハマスが停戦を含む人質取引に達したとしても、ネタニヤフ首相はそれが一時的なものに過ぎないことを明らかにしている。