研究結果:COVID-19スパイクタンパク質ががん細胞の生存を助け、化学療法に抵抗する

2024年4月29日

Natural News

ブラウン大学の新しいプレプリント細胞研究から、武漢コロナウイルス(COVID-19)の原因ウイルスであるSARS-CoV-2のスパイクタンパク質が、癌細胞の生存を助け、化学療法に抵抗することが判明した。


ブラウン大学レゴレタ癌センター所長のWafik El-Deiry博士が率いる研究によると、スパイクタンパク質は、p53として知られる重要な癌抑制遺伝子の機能を阻害し、抗癌活性を阻害することによって癌の生存と増殖を促進する可能性があるという。

El-Deiry博士らは、癌細胞がスパイクタンパク質のサブユニットに遭遇すると、腫瘍から身体を守るp53の活性が低下することを観察した。これにより、がん細胞は腫瘍形成に対する身体の自然な防御から逃れることができたのである。エルデイリー博士はまた、p53を阻害することは、癌の発生を助長し、癌の成長を促進する可能性があると説明した。

この研究では、p53遺伝子を活性化させるために化学療法薬も使用したが、研究者らは、スパイクタンパク質のサブユニットを含むがん細胞は死滅する代わりに、様々な種類のがんの標準的治療法である化学療法に対する抵抗性が増すことを発見した。(関連記事 ロバート・マローン博士は、Moderna社のCOVID-19ワクチンが癌を引き起こす可能性があると警告している)

 

 

「SARS-CoV-2スパイクS2サブユニット存在下では、いくつかの化学療法剤で治療した後、癌細胞の生存率が向上することがわかりました」とEl-Deiry氏は述べた。

COVID-19ワクチンとガン症例を関連付ける研究が増えている。
4月8日付の医学雑誌『キュアス』に掲載された日本の研究は、ブラウン大学の研究結果を裏付けるものであった。

この研究では、2020年から2022年までの死亡、SARS-CoV-2感染、ワクチン接種率に関する公式統計を用いて、日本における20種類のがんの年齢調整死亡率を調べた。現在7回目のワクチン接種を行っている日本では、3回目のワクチン接種後にがんによる死亡が「統計的に有意に増加」している。

2022年のパンデミック初年度には、過剰ながん死亡は見られなかった(-0.4%)。しかし、2021年の1回目と2回目の大量接種キャンペーン後には1.1%の過剰がん死亡が見られ、さらに2022年の3回目のワクチン接種後には2.1%の過剰がん死亡が見られた。

2022年には、すべてのがん、特に卵巣がん、白血病、前立腺がん、口唇・咽頭がん、膵臓がん、乳がんを含むエストロゲンおよびエストロゲン受容体α(ER?) ER感受性のがん以外では、肺がん、大腸がん、胃がん、肝臓がんといった最も致死率の高いがんの死亡率も、パンデミック以前は低下傾向にあった。それにもかかわらず、COVID-19ワクチン接種後、死亡率は減少に転じた。

膵臓がんはパンデミック以前にすでに着実に増加していたにもかかわらず、6つのがん種すべてが2021年と2022年に死亡率の予測値を上回った。

がんに関連した死亡者数が最も多かったのは80歳から84歳の人々で、このグループの90%以上が3回目のワクチン接種を受けていた。投与されたワクチンのほぼ100パーセントがmRNAベースで、ファイザー社製(78パーセント)が圧倒的に多く、次いでモデルナ社製(22パーセント)であった。

さらに研究者らは、当時がん検診が減少し、医療アクセスが制限されていたにもかかわらず、2022年にがん検診と治療のための医療アクセスが制限されることが決議されたため、これらのがん種の死亡率上昇はまだ説明できないと主張した。