ロシアとの緊張が限界に達するなか、NATOは戦闘機に核兵器を搭載できると発表

2024年3月14日

Natural News

北大西洋条約機構(NATO)とロシアの緊張が沸点に達するなか、軍産複合体はF-35A統合打撃戦闘機に核兵器の搭載を認めることになった。
F-35統合プログラム・オフィスの広報担当者によれば、このステルス戦闘機は、B61-12熱核爆弾を含む核兵器を搭載する許可を得た、このクラスの最初の戦闘機だという。

「F-35Aは、史上初の第5世代核搭載可能機であり、1990年代初頭以来、このステータスを達成した最初の新しいプラットフォーム(戦闘機または爆撃機)である。このF-35核認証の努力は、16の異なる政府と産業界の利害関係者からなる核関連企業全体の10年以上にわたる熱心な努力の集大成である」。

F-35Aの核認証が予想よりも早く到着したことは、米国とNATOが「米国の拡大抑止のコミットメントをサポートする重要な能力を予想よりも早く手に入れた」ことを意味する、と広報担当者は付け加えた。(関連記事 NATO、ウクライナ向け兵器が不足: 「樽の底」が見えてきた今、核兵器の出番だ)

 

 

NATO3カ国への核攻撃
スウェーデンの突然のNATO加盟は、数十年間中立を保ってきたスカンジナビア諸国にとって、核認定は世界を第三次世界大戦にさらに近づけることになる。

スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相によれば、この動きの背景には「団結と連帯」があり、これらはスウェーデンが前進するための「指針」として機能するという。

ジョー・バイデン大統領はスウェーデンの決断を称賛し、NATOが「より団結し、決意し、ダイナミックになった」と発表した。

「最も新しい同盟国スウェーデンと共に、NATOは自由と民主主義のために何世代にもわたって立ち続けるだろう」とバイデン大統領は付け加えた。

バイデンは、プーチン・ロシア大統領と同様に、アメリカに対して一般教書演説を行ったばかりだ。プーチン大統領の演説では、ウクライナに軍隊を派遣しないよう西側諸国に警告した。

ロシアメディアはまた、ロシア1TVの司会者ウラジミール・ソロビヨフによれば、今後数日のうちにNATOの3カ国(フランス、ドイツ、アメリカ)が核攻撃を受ける可能性があると報じている。

ロシア専門家のジュリア・デイビスは、ソロビョフの番組のクリップをツイッターで公開した。

「彼らが選んだ都市は次の通りだ: パリ、マルセイユ、リヨン、ハンブルク、ミュンヘン、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン、そしてアメリカ全般です」。

ロシアがウクライナや西側諸国に勝ち続けているのは、国民の団結と愛国心によるところが大きいとプーチンは言う。プーチンは最近のインタビューで、この2つをロシアの最も強力な武器と呼んだ。

「われわれの最も重要な武器は、ロシア社会の強化であり、あなた方とあなた方が仕える人々が示す祖国に対する姿勢である」と、プーチンは「ロシアの指導者たち」コンテストの入賞者を祝う最近のクレムリンの会合で語った。

「それは私たちにとって最も重要で、最も強力な武器だ。経済制裁の助けを借りて私たちを抑圧することを期待していた人々は、このことを考慮していなかった。このことを理解するには、ロシア連邦の市民となり、私たちの文化の一部とならなければならない」。

西側諸国は核兵器を持っているかもしれないが、ロシアには核家族というものがある。

「核家族というものは、西側諸国には理解できないものだ」。

「国民の団結と愛国心は、西洋ではまったく悪者扱いされている」。

「西ヨーロッパ出身の私は、ここ数年の間に何度かロシアを訪れる機会に恵まれた。文化や態度を体験し、他国でこれほど歓迎されていると感じたことはない。ロシアよ、ありのままでいてくれ。またすぐに会おう」