研究者 サンディ・アダムス:いわゆる「食糧移行」は、世界の食糧供給をコントロールするための農家との戦争に過ぎない

2024年3月14日

Natural News

いわゆる "食糧移行 "は、世界の食糧供給をコントロールし、農民に戦争を仕掛けようとするグローバリスト主導の陰謀にほかならない。
研究者であり専門家でもあるサンディ・アダムスは、"フード・トランジション "という名目で世界の食糧生産をコントロールしようとする国連主導のプログラムについて、コルチェスター・カウンシル・ウォッチに語った。

公式には、"フード・トランジション "とは、より持続可能な食料生産・消費方法への移行を表す、緩やかに定義された用語である。この用語の定義が非常に緩いため、特に世界中の農家にとって害となるような方法で、悪質な行為者がこの用語を乱用することを許している。

このため、オランダからインドに至るまで、世界各地で農民主導の抗議行動が起きている。国内生産を弱体化させ、価格を引き下げる農産物の輸入につながる新自由主義的な貿易政策、国家支援の撤回、非現実的な目標を設定する気候政策の実施など、こうした農家はますます生計を立てることが困難になっている。

アダムスはイングランドの農業計画について、具体的にはイングランド南西部のサマセット州の農業計画について説明した。彼女は、国連の食糧移行アジェンダが、極めて裕福で、責任を負わず、選挙で選ばれたわけでもないエリートたちによって、この地域の農家にどのように伝えられているかを指摘した。

「今、私たちが何かをしなければ、農業は死んでしまうのです」とアダムスは語った。(関連記事 食料生産の抹殺を要求するグリーン・ポリシーをめぐり、ヨーロッパ全土で農民の抗議デモが勃発した)

 

 

「イングランドでは、農家はプレッシャーにさらされている。しかし、農務省の人間がすべての農場を訪れ、今後3年間、多角化を進め、食肉や酪農、羊の飼育を止めない限り、補助金は段階的にカットされると言ったのだ。農家は補助金をカットされ、農場を多角化してビジネスを立ち上げなければならないと言われました」とアダムスは続けた。

「これは農場を企業化する方法です。これは国連の指令によるグローバルなアジェンダだ。このようなことが長い間続いている。彼らは農業を企業化し、国営にしようとしている。農業は本当に大きな農業技術農業になっている。農家は農業をやらないことで給料をもらい、巨大な企業農場を設立している。それは遺伝子組み換えであり、ロボット工学に集中することになるだろう」。

農業を不可能にする食糧移行アジェンダ
共通しているのは、何らかの方法で、農業が意図的に不可能に、あるいは経済的に不可能にされているということだ。その目的は、ほとんどの農家を土地から追い出し、その性質上、食糧不足を引き起こし、食糧安全保障を損なうと思われるアジェンダを強行することである。

この「食料転換」に不可欠なのは、「気候変動による緊急事態」という物語である。この物語は、炭素農業や炭素取引と結びついたネット・ゼロ・イデオロギーと、注意深く構築され、推進されてきた。

大手アグリビジネスと「慈善」財団は、ハイテクを駆使した「精密農業」、「データ主導型」農業、「グリーン」(ネット・ゼロ)生産によって「世界を養う」計画を大々的に宣伝し、自分たちを人類の救世主と位置づけている。

欧州連合(EU)全域で農民の抗議活動がどのように行われているかを取り上げたビデオをご覧ください。