彼らは今、ガザで軍事ロボットの実験をしているんだ
2024年3月7日
Natural News
私たちが暮らすこのディストピアで最も恐ろしい事実のひとつは、大規模な軍事作戦が日常的に新しい戦争機械の実験場として使われ、巨大な血まみれの野外実験室のような場所で人体を実験用のモルモットとして使っていることだ。
(CaityJohnstone.Medium.comより転載）
Haaretzに「Gaza Becomes Israel's Testing Ground for Military Robots（ガザがイスラエルの軍事ロボットの実験場に）」と題した新しい記事が掲載された。
(もしイスラエルの兵士や犬が大量殺戮を行う際に危害を加えられたら、どんなに恐ろしいか想像できるだろうか？）
この記事の著者であるサギ・コーエンは、ドローンに搭載されたロボット犬と遠隔操作のブルドーザーが、現在ガザで試されている新たな黙示録的恐怖の2つであると報告している。これは、読んでいてかなり不愉快な文章だ。
In an effort to avoid harming soldiers and dogs, the IDF has been experimenting with the use of robots and remote-controlled dogs in the Gaza War https://t.co/jGV1yl7pOd
— Haaretz.com (@haaretzcom) March 3, 2024
兵士や犬への危害を避けるため、イスラエル国防軍はガザ戦争でロボットや遠隔操作の犬の使用を実験してきた
このニュースは、人間のパイロットからの最小限の指示で人を殺す自律型兵器システムの登場が間近に迫っていることを警告するパブリック・シチズンの新しい報告書と同時に発表された。
世界の軍隊でロボットが常用化されればされるほど、私たちはこの地点に近づくことになる。コモン・ドリームスのソー・ベンソンがパブリック・シチズンの報告書についての記事で指摘しているように、「イスラエルは自走式殺傷能力のある無人機を購入し、時には配備している」。
1月に私は、「ガザは軍産複合体にとって生きた実験室だ」と書き、「（ウクライナで起きているように）ガザで人体実験されているすべての新型兵器について、戦争マシーンと軍需産業のために使われるデータが確実に収集されている」と述べた。
Gaza is a live laboratory for the military industrial complex. Data is with absolute certainty being collected on all the newer weapons being field-tested on human bodies in Gaza (just like has been happening in Ukraine) to be used to benefit the war machine and arms industry. https://t.co/iEVHqa7ujS
— Caitlin Johnstone (@caitoz) January 11, 2024
ガザは軍産複合体の生きた実験室だ。ガザで（ウクライナで行われているのと同じように）人体で実地実験されているすべての新型兵器に関するデータが絶対の確実性を持って収集されており、それらは戦争機械と兵器産業に利益をもたらすために使用されている。
このコメントのきっかけとなったのは、10月以降、ガザでイスラエル国防軍の「狙撃兵ドローン」が盛んに使用され、イスラエル軍がライフルで武装した4人乗りのドローンでパレスチナ人を頻繁に狙撃しているという報告や目撃証言だった。このような新しい武器や戦術が人命を奪う効果について、膨大な記録がまとめられつつあるのは間違いないようで、その記録は他の国家に武器を売り込み、殺戮効率を向上させるために利用されることになるだろう。
A man was called out of his house by his name, and when he came out he was shot in the head and killed by an Israeli drone. The mans brother & his son came out to see what was happening and were both shot at. The son was killed.
— Saul Staniforth (@SaulStaniforth) January 5, 2024
Hani Mahmoud reporting. pic.twitter.com/MlDNCsHEeJ
男性は家から名前を呼ばれ、出てきたところイスラエルの無人機によって頭を撃たれ死亡した。男の兄弟と息子が様子を見に出てきたが、二人とも銃撃された。息子は殺されました。 ハニ・マフムード氏がレポートします。
このようなことが確実に起こっていると言うとき、私は大げさに言っているのではない。作家でジャーナリストのアントニー・ローウェンシュタインは12月、『クリス・ヘッジス・リポート』で、イスラエルがガザを新兵器、スパイウェア、監視・セキュリティシステム、AI、ドローン、戦術の実験場として利用し、多くの企業に利益をもたらし、イスラエルが世界の兵器産業で大きな成功を収めることを可能にした歴史について、長いインタビューを行った。
「イスラエルの無人機、スパイウェアを含む監視技術、顔認識ソフトウェア、生体情報収集インフラ、スマートフェンス、実験的爆弾、AI制御の機関銃はすべて、ガザの捕虜に試され、しばしば致命的な結果をもたらしている。これらの武器や技術は "戦闘テスト済み "と認定され、世界中で販売される」。
これはガザだけで起きていることではない。この9月、『ウォールストリート・ジャーナル』紙は「ウクライナ戦争は巨大な武器見本市でもある」と題する記事を掲載した。昨年1月、CNNは "ウクライナはいかにして西側の兵器と戦場の技術革新の実験台になったか "と題するレポートを発表し、ある情報筋はウクライナは "あらゆる意味で兵器の実験場である。
そしてもちろん、アフリカでもこれと同じ現象が起きている。2021年、ミントプレス・ニュースは、スコット・ティムケによる「西アフリカは米軍人工知能の最新実験場」というタイトルのレポートを発表した。2020年、リビアでは、完全自動化されたドローン攻撃によって初めて人間が殺されたとされる事件が起きた。
先日、帝国の大きな弱点は、命令を実行し、機械の歯車を回すのが普通の人間であることだと述べた。事実を見て少し考えれば、帝国の経営者たちが将来、この弱点を克服したいと願っていることは想像に難くない。