学校に5G電波塔がある8歳の少年が、携帯電話の放射線が原因と思われる "ひどい "頭痛を発症との研究結果

2024年3月5日

Natural News

学術誌『Annals of Clinical Case Studies』に掲載された査読付き研究により、5G無線技術は政府や無線業界が主張するほど安全ではないかもしれないことが明らかになった。
この論文では、5Gタワーの近くで学校に通い始めた8歳の少年が、突然どこからともなく「激しい」頭痛を発症し、健康を害したことが説明されている。タワーはキャンパスからわずか200メートル(約650フィート)のところにあった。

頭痛の既往歴はなかったが、スウェーデン出身のこの少年は、めまいや疲労感も感じるようになった。しかし、学校が終わって家に帰ると、少年の症状は治まった。

学校で何らかの問題があると認識した少年の両親は、症状を最小限に抑え、可能な限り保護するために、高周波(RF)放射線を遮断する帽子、上着、スカーフを用意し、毎日着用させた。

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5Gの普及は止めるべき
この研究は、放射線による発がんリスクの第一人者であるレナート・ハーデル博士とスウェーデン放射線防護財団のモナ・ニルソン専務理事が、5G被曝の人体への影響についてこれまでに発表した7つの研究のうちの1つである。

この2人が発表した7つの研究は、いずれも「誘発」事例研究であり、5G放射線がどのように特定の症状の発症を「誘発」し、被曝が止まると消失するか、あるいは完全に消失するかを詳述している。

環境と癌研究財団(Environment and Cancer Research Foundation)の腫瘍学者兼疫学者であるハーデル博士は、350本以上の論文を執筆しており、そのうち約60本がRF放射線を扱ったものである。ハーデル博士の見解では、5Gの普及は人々、特に "大人よりも毒素に弱い "子供たちを傷つけているため、直ちに中止する必要がある。

「罪のない人々、特に最も敏感な人々に有害物質への曝露を強いる社会は、容認できるものではありません」とハーデル博士はChildren's Health DefenseのプロジェクトであるThe Defenderに語った。

「子どもたちは、本人や両親のインフォームド・コンセントなしに、大規模で危険な実験に参加しているのです」。

この最新の研究では、ハーデル博士とニルソンは、少年の母親に学校と家庭での息子の症状についてアンケートに答えてもらった。そして、両方の場所でRF放射線の測定を繰り返した。

5G電波塔のある学校では、少年の頭痛の症状は10段階で最高レベルの10に達した。めまいと疲労感も最高レベルであった。

5G電波塔のない自宅では、時折起こる軽い頭痛を除けば、少年の症状はほとんどなかった。ハーデル博士とニルソン氏は、少年が時折起こす軽い頭痛は、おそらく学校での5G被曝による後遺症だろうと推測した。

すべての子供が5G被曝によってこのような深刻な症状に見舞われるわけではないが、すべてではないにせよ、ほとんどの子供は、感じるか感じないかにかかわらず、何らかの健康被害を受けるだろう。

ほとんどの医師とその患者は、5G被曝に伴うリスクについて知らないため、症状の原因を突き止めようとする際に5Gを考慮する可能性すら低い。また、規制ガイドラインの問題もある。ガイドラインは一様に、そして意図的に5G被曝に関わるリスクを認識していないように見える。

「放射線の危険性が認識されない限り、その危険性は認識されない」とハーデル博士は警告する。