フランス、「テロリスト」の脅威により新年の警備を強化
2023年12月29日
Insider Paper
フランス政府は金曜日に、大晦日の祝賀のために95,000人以上の警察官と軍人を配備すると発表した。
パリだけでも、日曜日の夜、シャンゼリゼ通りで100万人(昨年の2倍)の賑わいが予想される。
ジェラルド・ダルマナン内相は記者団に対し、日曜日の配備は「イスラエルとパレスチナの紛争により、テロリストの脅威が高まっているため」と述べた。
ダルマニン内相は、2024年がパリ夏季オリンピック・パラリンピックの年であることを記念して祝賀行事が追加されたため、昨年よりも多くの人々が首都の通りに集まることが予想されると述べた。
ダルマニンによれば、全国的な配備には9万人の警察官とジャンダルム、5000人の対テロ軍事部隊「オペレーション・サンティネル」のメンバー、そして機動部隊が含まれるという。
パリの一部の地域ではアルコール飲料が禁止されるという。
政治的なデモも禁止される、とパリ警察署長のローラン・ヌニェスは付け加えた。
シャンゼリゼ通り周辺のお祭り会場への立ち入りにはボディチェックが行われ、「武器になりうるもの」の携帯は禁止されるという。
監視にはドローンが使用され、フランスの諜報機関は警戒態勢に入るとダルマニンは述べた。