こんばんはフリフリ

随分前から切る切る詐欺をし続け
本日ついに切ってきましたー!


ばっさり。


ようやく目標達成!

いやー、緊張したー(´Д`)

実はずっと切るために伸ばしてました。

《ヘアドネーション》

近年芸能人の方がやっていたりするので
一度は耳にしたことがある人も多いかな?

簡単に言うと、髪の毛の寄付です。


よく伸ばしたなー


いざ、断髪。


どきどき


あっという間に、完。

わたしは1年半くらい前に一度
ばっさり切ろうかと思ったときに
母親に教えてもらって
そんなのあるならやろ!と思って
切るのをやめ、軽くすることもせず
なるべくこれ以上ダメージも
与えないように気をつけながら
ひたすらに伸ばしてきました。

というのも

この寄付された髪の毛は
病気などで髪の毛が抜けてしまった
こどもたちの医療用ウィッグに
使用されるのですが、
実はわたしにはそういった
こどもたちとの思い出があるのです。

それはわたしが小学5年生のとき
原因不明の発疹や腹痛による入院で
白血病などのこどもたちと
同じ病室に入ることになり、まさに
そのときその病気と闘っている
自分よりも年下の子たちと日々を共にし
一緒に絵を描いたり塗り絵をしたり
おしゃべりしたり夜泣いてる子を
そっと見守っていたり…

わたしも幼かったからみんなが
なんの病気かは知らなかったけど
明らかに髪の毛が薄かったり
ベッドがビニールカーテンで覆われていたり
こどもながらに自分の今いる場所が
どんなところなのかわかっていた。

おとなになってから思う。

きっと両親は、
おじいちゃんおばあちゃんは、
あの病室に入れられたわたしのことを
思うと胸が張り裂けそうだったろう。

わたしの身体に突然起きた
原因不明の症状。周りの状況。

それでもわたしの前ではみんな
当たり前のように笑顔でいてくれた。

母が病院から帰るときは車の運転中も
涙が止まらず大変だったと後で聞く。

それも今なら痛いほどわかる。

わたしもそこの病室の子たちが
どんな病気でどんな想いをして
あの場所で過ごしていたのか、
高校生の頃に進学先を探していて
たまたま観に行った専門学校のオリジナル
ミュージカルを通して知ることになる。

骨髄移植推進キャンペーンミュージカル
【明日への扉】(通称:あすとび)

劇中劇《明日への扉》という作品の
ヒロイン・ハーミアのオーディションを
受ける女の子たちそれぞれのお話。

中でも、
夢を追い求めダンスを頑張り過ぎてしまい
妊娠してることに気づかず流産してしまった
過去から一人で強く生きていこうと
頑固になってしまっている女の子ゆかりと
このハーミアのオーディション途中で
白血病になってしまう女の子、遙の2人が
メインとしてお話は進んでいく。

出演者はもちろん、オーケストラや
音響・照明、メイクや衣装、小道具・大道具、
制作スタッフもすべて同じ系列で
それぞれの専門分野を学んでいる生徒たち。

感動とかそんな言葉じゃ足りなかった。

鳥肌が立った。

この作品に出たい。

それだけの想いでその学校に入学した。

入学してすぐに始まったオーディション。

1年生でメインキャストを
やらせてもらえることは少ない。

でもこの年はメインキャストの
ほとんどを1年生で固めた。

先輩たちの涙をたくさん見た。

そんな中で遙をやらせてもらう緊張感。

歌への苦手意識。
芝居なんかよくわからん。

でも遙の気持ちを知りたくて
先生たちからいろんな話を聞いて
心にグサグサ刺さって泣いて泣いて
精神的にボロボロになって泣いて泣いて
それでも生きていたいと強く願う
遙を舞台で演じさせて頂けたことは
本当にわたしにとってたからもの。


実は本番を迎えるまでに
父の友人が白血病で亡くなった。

この頃のわたしにとっては
とてもショックが大きかった。

始まってしまえばあっという間で
遙として生きた時間は
苦しくて苦しくてまるで
洗脳されてるかのような稽古の毎日で
体重も体脂肪率も過去最低の数字で
本当に病気になってしまうのではと
親や友達に心配されていたけど
終わってしまえば本当に貴重な時間で
たくさんのことを得た舞台だった。

もうやだと思ったときもあったけど
2年生になってもまたオーディションを受け
同じ役、遙を演じてる自分がいた。

それだけわたしにとって遙は
大切でかけがえのない存在。

でもそのときずっと
感じていたことがある。

舞台終演後のカーテンコールで
「ドナー登録のご協力をお願い致します」
って総勢700人程の生徒たちが
舞台上からお客様に呼び掛けをするのだが
自分が登録してないのにな…と
毎年心のどこかでチクリとしていた。

700人の、しかもセンターに
立たせてもらっている自分が
登録してないのに宜しくお願いします
ってそれでいいの?て。

でもだからといって
よし、登録しよう!なんて
そんな勇気もなく
気づけば専門を卒業して
すごい月日が流れてました。

でも、これならできる。

わたしも役に立てるかもしれない。

いやいや、
そんな大げさなことじゃないな。
それは言いすぎだ。

でもヘアドネーションのことを
調べたときに最初に浮かんだのが
あの子たちの存在と遙だった。

ほんとに微力。ほんの気持ち。

誰かにとっての一瞬の希望でいい。

ありきたりな毎日を
大切とは思わなかった
さりげなく過ぎた時間
振り向けば ああ 愛おしいよ

わたしが一番好きだった
あすとびの歌。

本当に1分1秒が大切な時間。

この長い記事を読んで下さった
みなさまのこの時間も貴重な時間。

ありがとうございますm(_ _)m

そんなわけで

話がだいぶ飛躍しましたが
意外とわたしの中では
このヘアドネーションに対して
思い入れがあったのでした。

有名人がやったって知らない人も
いるくらいだから、
わたしがやったところでって感じだけど

でも少しでも多くの人にこんな寄付が
あることを知ってもらいたい…!!!

1つのウィッグを作るのに
30人くらいの髪の毛が必要らしいんだ。

別にこんな思い入れはただの自己満。

イメチェンでいいと思う。
気分転換。それでいい。

きっかけなんてなんでもいいから、
そろそろ長い髪とさよならしたいわって
人には是非!どうせ切るなら是非!て感じ。

最低でも31cm必要だからね。

わたしも最初はとにかく31cmを
目標に伸ばしてました。

でもやっぱり女の子はロングにしたいって子も
多いと聞いて、そりゃそうだよなーと。

長ければ長いほど貴重だそうです。

わたしは結局40cmくらいになったけど
もっともっと伸ばせる人は是非!

詳しいことはこちらの
さんかくさんかくサイトでチェックしてください。

はーさっぱりしたー

ロング好きな人には申し訳ないけど
自分的にはスッキリしていい感じです。

洗うのも乾かすのもラクだし経済的!

しばらくは久々のショート楽しみまーすにこ


ばいばいばいピエロ