まん延防止等重点措置が適用となった矢先のことではありますが…
前々からチケット押さえちゃってたので
そ～っと都内へ遠征してまいりました
劇場
人が集まる場所
密閉空間
不要不急の外出
なんか悪いことしてるみたいな
そして、どんなに気をつけてもどこを漂ってるかわからないコロナ
やっぱり目に見えない脅威に対する恐怖もある
映画館にはまだ還ってない
アート・カルチャー・エンターテイメント
今まで自分を癒やしてくれていたもの
それらを提供してくれていた人達と提供できなくなった現実
私達は、戻ってくるのをただ待つだけだけど
お仕事がなくなってしまった人達を ガチで心配していた
だから観たい気持ちよりも むしろ投資したい気持ちのほうが大きい
NODA・MAPで かつて天海祐希さん＆堤真一さん主演で上演された ＜パンドラの鐘＞
野田秀樹さんの戯曲を、別の演出家さんにて再演された今回
主演は門脇麦ちゃんでした
キャストの中でいちばん、というか一人だけひときわ小柄だったけども
スタァのオーラ 出てたわぁ～
そこにいるだけで・立ってるだけで成立してるカンジ
映画やTVでも独特の存在感出してるけども、舞台でも映えてた
映画やTVで輝いてる人が舞台でも輝けるかというと、必ずしもそうではなくて
逆もまた同じく
映画向きの人・TV向きの人・舞台向きの人… いろいろいて
それぞれまったく違った媒体だから
それらすべてでちゃんと輝ける人ってなかなかいない
他の役者さん達もそれぞれ素敵でしたが
パンドラ・という点だけでいうと
どうしても野田さんのと比べちゃってｗ
NODA・MAPの本公演の時よりハコも小さいしキャストも少なめ
たぶん脚本もだいぶ削ってたと思うけど、そゆとこじゃなくて
NODA・MAPってとにかくセリフ回しも早いし・動きも目まぐるしいし
舞台という空間を隅々まで使って、別の時空に連れてってくれる
なんかね、役者さん達が 棒立ち の時間が多かったかなとｗ
でも久しぶりのナマ（ライヴ）モノ とっても嬉しかったです
コロナ対策ということでいうと
入り口で検温
チケットは係員さんが目視して確認
客が自分でもぎって箱へ
私は、ギリギリまで芸術劇場のロビーで待機して
１０分切ったくらいで入場しましたが
開幕直前まですべての扉を開け放ってて
空調の音が聞こえるくらいめっちゃ換気
閉幕後は、後方の席から案内に従って退場
といった感じでした
コロナ禍に突入してしまうずっと前からですが
私にはほのかな夢があって
日本でももっとこういった演劇とか・舞台でのパフォーマンスがメジャーになって
ブロードウェイみたいな街ができて
皆が、映画並みに気軽に公演を観にいくようになったらいいなって
舞台の灯は消してはいけない
そしてもっと光り輝きますように
