女のミステリー ③ <模倣犯> | 五味箱〈ゴミバコ〉

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各種エンタメ 見たもの・聞いたもの・好きなものについて
感じるまま・つれづれなるまま・独自の視点で・好き放題に語ってゆきます



引き続き 宮部みゆきさん

模倣犯〈上〉/宮部 みゆき
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ベストセラーになって、映画化されて… それから何年も経ってから読んだ
なんでも、ブームになっている時はちょっと引いてしまう性質なもんでwww (^▽^;)
(ア、そんで続編読んでませんw)

映画を先に観ていて、面白いと思っていたけれど
原作を読んでしまうと やっぱり映画は物足りなく感じてしまいますね
登場人物一人ひとりの人生や、心情を描くのは、映画の時間内では難しいですもん

↑そこらへんの描き方、細やかさが、女性作家さんならではという気がしました


ピースのキャラは やはり圧倒的でしたね
悪魔的な・カリスマ的な魅力にぐぐっと引き込まれつつ 同じくらいの量、不快感もおぼえる
私の持論(≠体験談)ですが…
悪魔は天使の顔をして近づいてくる んですよwww! (・_・;)
つか、ニンゲンは天使と悪魔のハーフだからねwww!


そして
<模倣犯> というタイトルが、キーワードとなって
最後のクライマックスで バシっと効いてくる… 手に汗握りました

物語全体の仕掛けはたったひとつで
そのたったひとつに向かって、ここまで大胆にフロシキ広げられるのはほんとお見事です


宮部さんの作品 読んでないものいっぱいあるので 読まなきゃだわw






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