星になった・・・ | Panda's Toy Box -パンダのおもちゃ箱-
 



お気楽極楽のおちゃらけ&グチ満載となっていた私のブログですが

今回だけは自分への戒めとして真実を書き綴りたいと思います。




2015年10月31日、私の母が他界しました。

享年86歳、まだもう少しは長生きしてくれるかと思っていましたが

驚くほど急激な体調の悪化で自分でもまだその事実を信じられない状態です。

担当医の診断では原因は老衰ということである意味大往生なのでしょうが

あまりにあっけないエンディングを目の前にしてあらためて生きる意味について

これからは考え続ける事になるのだろうという思いです。




事の発端はこのブログを始めてすぐの5年ほど前にあるのですが

ここでは長くなるのでその詳細を書く事を控えさせてもらたいと思います。



ただ、今年の夏頃から一段と母親の体調が悪くなっているのは感じていましたので

弟と近いうちに病院へ検診に行かせるための方法を話しを始めたところ

突然、先週の21日から自力で立ち上がったり歩行することが困難になり

その場で「すぐに救急搬送をするから」という私の言葉をさえぎって

「絶対に病院に搬送してくれるな」という母親本人の強い意志から

在宅でのケアを行なう覚悟を決めて訪問医の手配などをして

看護師やヘルパーなどの段取りも出来て介護用ベッドなどの

準備も整いようやく少しはまともなケアが出来るかと思ったのですが・・・



今日、トイレに行きたいという母親を抱き起こした途端に激しい痙攣をおこし

心停止状態になったのは素人目にも分かりましたから手のうちようもなく

やむをえず119番通報を行ない電話による指示で救急隊が到着するまで

心臓マッサージを行なうなどしましたが帰らぬ人となってしまいました。




医師からは1週間ほど前の初診段階で「老衰で年越しは難しいかもしれない」と

見通しについて話しがあり場合によってはある日突然息を引き取る事もあると

在宅ケアをするにあたっての覚悟を促されて私が決めた事ではありますが

この1週間の看病の過酷さは想像していた以上の激務で睡眠はほぼ取れずでした。



日に日に衰弱していく母親を見ながらいざという時の覚悟はしていましたが

まさにその時、どうにも打つ手が無く病院へ搬送することになってしまい

結果としては母親の意思に背く事になってしまったことにためらいを覚えつつ

人生の最後を自宅でむかえたその場に私がいた事がせめてもの救いだったのだと

自分に言い聞かせながらもこれからは結果として本当にそれで良かったのか

しばらくは自問自答していくことになるのでしょう・・・




先ほど警察の自宅での現場検証も終わって担当医の診断書も出たとの事で

母親も安置場所に移されてようやくひとつの区切りができたところです。





さて、このブログを開始してから間もなくこれもある理由から

毎日,何かしら更新を続けていくというノルマを自分に課してきましたが

さすがに30日は力つきてとうとう空白を作ってしましました。

今日も更新はせずにそのまま寝てしまおうかと思いましたが

体はいう事をきかなくても頭は緊張状態から解放されずで

いつになったら寝る事が出来るのか分かりません。



ただ、明日からはしばらく違った意味での激務が始まるので

緊張感から解放された時はきっとリハビリが必要なくらい

疲れが出てそれこそ無気力状態になりかねないので

しばらく、ブログの更新はお休みさせてもらいます。



へんな書き方をしましたが決して私自身悲壮感がただよっている訳でもなく

一昨日はヘルパーさんからは「看病の過酷さを楽しんでいるみたいですね」と

ある意味、お褒め?の言葉もいただきましたから精神的なものを整えて

近いうちに今まで以上に過激に復活するための準備もしていくつもりです。

まあ、永遠の不良?は不滅だとここに宣言をしておきます。




最後に仕事やプライベートも含めて真実を語らずに

ただ忙しいからと誘いを断りつづけていた事や

私の提案からの企画事で本来やるべき事を遂行できずに

ほっぽり無げになってしまったみなさんには

大変申しわけない事をしたと思っております。



また、あらためて事の詳細は書く事になるのかな・・・?

まあ、まずは明日に備えて寝る事から始めるしかありませんけどね。

またブログを再開した時には変わらぬおつきあいをよろしくお願いします。