診察1回目
送ってもらったデータと共に朝一でA病院へ
CT と レントゲンを撮って
この日は実母のみが診察室へ入りました
出てきて話を聞いたところ
「 先生 何言ってるかよくわからなかったけど
この結果では何ともいえないから 一応PETしますか?どうしますか? って言われた
PET って何? 」
PET
「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー」の略で、日本語では陽電子放射線断層撮影といいます。
活発ながん細胞は、正常な細胞に比べて通常3~8倍近くのブドウ糖を体に取り込んで消費します。
PET検査はその性質を利用した検査で、ブドウ糖によく似た構造のFDG(フルオロデオキシグルコース)という薬剤を注射した後、それをPET装置で撮影し、FDGの集まり方を画像化して診断するものです。
簡潔にPETの説明をしたとしても 悪性腫瘍(がん) という言葉を使わずにはいられない検査なので
できるだけ不安を駆り立てないように説明したつもりでしたが
がんの可能性がある患者さんが施行する詳しい検査へステップしたのが
母親の不安を増大させてしまったようでした
A病院ではPET検査が出来ないとの事で B病院でPETを施行し
検査結果は2週間後でした
診察2回目
今回は私も診察室に入って検査結果を聞きました
「 MALT lymphoma 疑いとの事でしたね~
う~ん どうします?特定させるには全麻して開胸して組織取ってきて病理ってことになるね
それか このまま成り行きに任せるか
どっちにするかは あなたの人生感の問題だから
そちらでどっちにするか決めてもらえる? 」
もっとたくさん医療用語使ってましたが 正直私にも聞き取れなかった
この時点では 私が医療者とは伝えてません
素人さんにいつもこんな説明の仕方をするのかなぁ この先生
前回 実母一人で説明聞いてよくわからない・・・っていうはずや
と ちょっと納得いきませんでした
要するに・・・・
何なのかよくわからなかったからPETしたけど
悪性か良性か余計にわからなくなるややこしい結果が帰ってきた
確定させるには お腹をガバッと開けて臓器をとって検査するか
何もせずほっといて生涯が短くなるか長くなるかわからんけど様子見たら?
私が口出しすると後で私に文句言われても責任取れないから そちらが決めてね
ってことです
?? の顔をしている実母に横で噛み砕いて説明しながらの会話
私 「 大きな検査せずに3ヶ月後に診察受けて様子みようか? 」
ド 「 もし悪性なら 3ヶ月後は末期ですよ 」
私 「 大きな検査してみる? 」
ド 「 機能が弱ってるしなぁ・・・・ やってもいいけどさぁ・・・ 」
私 「 先生の意見は? 」
ド 「 私は口出すところではありません 」
と終始こんな感じ
とりあえずは炎症性の物も否定できないと 内服薬を処方してもらいその日は終了
~ つぶやき ~
ここまでは 私たち夫婦の中では予想の範囲 ドクターの反応も予想通り
同業者としては やっぱりな と思わせる反応でした
( どこが?!と聞かれると答えにくいのですが
医者ってそんな責任転嫁をするのか! と批判されちゃいそうなので
なんとなくのニュアンスをわかっていただければ・・・・・ (汗) )