寛解後の再発率 | 慢性腎臓病(IgA腎症)、あと4年で透析と宣告、埼玉

慢性腎臓病(IgA腎症)、あと4年で透析と宣告、埼玉

平成27年6月10日、医師から「このまま行くと、あと4年で透析」と宣告。扁桃腺摘出・ステロイドパルス終了、平成28年3月8日に尿所見が寛解。クレアチニンは、現在1.29Hです。令和3年3月30日たんぱく尿が1+になるも、同年7月20日、再び尿所見寛解に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速ですが、上記ブログ内で記載した寛解後の再発率のグラフです。

 

 

 

 

IgA腎症の第一人者堀田先生のサイトから転載になります。  

 扁摘パルスで寛解が得られなかった時の対応

 

 

■私の場合、血尿が分かってから6年後に治療開始となりました。血尿当時から既に12年が経過し今では13年目に突入しています。上記グラフの罹病期間7年以上に該当し、再発率は9.1%になります。確率的には11人に1人が再発する計算になります。私は、その中に入ったという事です。

 

 

血尿は消失したが蛋白尿が残ってしまった場合

 血尿が消えたことは糸球体毛細血管炎が消失したことを意味します。扁摘パルスは糸球体毛細血管炎を消滅させる治療なので治療により期待される効果は到達したとみなすことができます。
 すなわち、扁摘パルスを行い、血尿が消失して、蛋白尿が残った場合は治療介入時期が遅すぎたことをあらわします。この場合は、レニン・アンギオテンシン系阻害薬などにより蛋白尿の減少を目指します。(赤字はブログ管理人による物です)

 

 

■ステロイド服用中に寛解に至りましたが、寛解期間を維持出来たのは5年間でした。上記転載文にもある通り、治療介入時期が遅かったのでしょう。

 

扁摘パルス後の再発率(上記グラフ参照)

発症3年以内に扁摘パルスで寛解になった場合の再発率は平均6.8年間の観察期間で2%と極めて低値です。血尿を伴う再発が本来のIgA腎症の再発とみなすことができます。進行して糸球体数が少なくなった状態では一旦寛解しても、残った糸球体に過剰な負荷がかかってそこから蛋白が漏れ出る現象が生じやすくなります。その場合は糸球体毛細血管炎がないので血尿は伴いません。(赤字・太字はブログ管理人による物です)

 

■上記には、IgA腎症の本来の再発は血尿が伴う物とあります。私の場合、血尿は伴わないので部分再発とでも表現するのでしょうか。

 

赤文字の通り少くなった糸球体に過剰な負荷がかかりたんぱくが漏れ出ている状態のようです。そのような状態なのでたんぱく質摂取量を減らせばたんぱく尿も減らせると思います。仕組みが分かれば後は、実践するのみです。次回検査でたんぱく尿のマイナスを目指します。食事制限頑張ります!

 

寛解された方の再発が無い事を熱望致します。

 

同病の方、透析にならない為に共に頑張って参りましょう!

 

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http://www.iga.gr.jp/

 

IgA腎症根治治療ネットワーク 扁摘パルス療法 

 

 

 

腎生検時の私の糸球体の状態は↓からご確認できます。

R030423 糸球体を33個観察し・・・

 
腎生検時の糸球体の状態は、予後を予測する為に非常に重要ですのでメモを取る等の対応をお勧め致します。カルテには記載されているので確認することをお勧め致します。

 

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