久しぶりの地方場所として大相撲名古屋場所が開かれました。今年はオリンピックが始まる前に、場所を終えるため例年より1週間早い日程ですが、場所後半にはやはり梅雨も明け暑い日々となりました。

横綱白鵬関、大関照ノ富士関が全勝で千秋楽相星決戦となり、連日ワクワクの日々でした。かつて横綱白鵬が連覇を続けていたことは当たり前のように13日目、14日目で優勝が決まることが多く千秋楽まで優勝争いを楽しむことが少なかったです。白鵬関の気迫の相撲、照ノ富士関の大けがや病気から再起し横綱を目指す精神力とも感動しました。

 

新潟市相撲教室関係の力士は下記のとおりでした。

 

豊山関 東十両筆頭 10勝5敗

惜しくも入幕なりませんでしたが十両最上位で迎えた場所です。前半から中盤にかけて圧力を感じる相撲、もつれてもうまく土俵に残るなど足が動いていると感じる流れで10日目まで9勝1敗とし一時十両優勝争いの単独トップとなりました。十両優勝も期待したのですが、12日目優勝争いに際して大事な水戸龍関戦で小手投げで敗れてしまい後退となってしまいました。ただ入幕には十分の成績ですので、来場所幕内で相撲を取るのが楽しみです。

 

王輝  西幕下8枚目 3勝4敗

実力者常幸龍を破るなど、幕下上位の厳しい土俵で戦えるほどに戻ってきました。勝つと来場所十両が狙える幕下5枚目以内が濃厚の7番相撲でまだ髷も結えないウクライナ出身の獅司にうまく力を逃がされ、相手の体格とパワーで押し出されてしまい負け越しとなったのが悔やまれます。

 

大場  東三段目31枚目 3勝4敗

自己最高位で迎えた場所です。初めて関取経験者と対戦し、大雷童を押し出しで破る活躍を見せました。しかし惜しくも終盤の3連敗で1点の負け越しです。