新潟市相撲教室には中学三年生が在籍しています。

 

受験です

 

相撲教室では今年になって道場で勉強する姿が見られるようになりました。

 

私は受験期道場にはいかず家で勉強しました。水曜日・土曜日相撲を行ってきた相撲少年にとって水曜日・土曜日に家にいることは不思議な気持になりそわそわしながら勉強をしたのを覚えています。


相撲を取るために土俵のある相撲場に来るのは動機がシンプルです。

 

しかし勉強をするためにどうして道場に来るのか考えてみました。

 

 

きっとそのメンバーの顔であったり四股の音・号令、すり足の音、ぶつかる音、はっけよいの掛け声など何年間も相撲をした道場が安心できる場所に変化しているのではないでしょうか。

 

だとしたら相撲教室の役割はとても尊いものであると思いました。

 

最近二人も相撲教室に来て勉強をしている様子を見てうれしく思います。

 

相撲をやめたら終わりというような関係ではなく相撲を失ってもつながる関係のほうが素敵な関係です。

 

 

その勉強に来ている中3は理科で悩んでいました。

 

相撲教室は週に2回で次いつ勉強で会えるのかわからないため汎用性の高い勉強仕方の一例を教えました。

 

具体的には周辺知識まで復習するというものです。

 

彼は閉塞前線の記述問題で悩んでいました。

 

閉塞前線の話をしていると温暖前線、寒冷前線があやふやなことが分かりました。

 

そこで教科書を使って理科の気象で出てくる前線4種類の復習を行いました。

 

寒冷前線・温暖前線・閉塞前線おまけに停滞前線。

 

このように周辺知識まで復習を行うことでほかの受験生と差をつけることができます。

 

私自身も含めてその答えの〇×で終わってしまうレベル、答えを赤で記載するレベル、答えの解説を読んで理解するレベル、今回はその上の類題にも備えて周辺知識まで行うことを求めました。

 

きっと時間はかかります。しかし一つの知識に触れる回数が増えます。触れる回数が増えれば忘れにくくなります。

 

回り道のようですが点数を上げるために避けては通れない部分です。

 

復習時間は問題が分かるようになれば減っていきます。加速度的に点数はある程度まで上がると思います。

 

相撲教室は受験生も応援しています。

 

 

勉強でも頑張っている先輩の姿を後輩が見て、きっといい影響があると思っています

 

 

以前にも相撲教室で勉強している姿があったのでその時書いたものです。

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佐藤剛
 

 

新潟市相撲教室

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