マーケティング用語にニーズとウォンツという言葉があります。
ニーズ ＝ 差し迫った必要性
ウォンツ ＝ 抑えられない欲望
なんていう意味だったりします。
ニーズは、今すぐなんとかしたい状態だったり、急に困ったり必要になったり、原状回復したくなったり、マイナスの状態からプラスマイナスゼロの状態に戻したい！という欲求です。
それに対して、ウォンツは、どうせならもっと良い物を！とかどうせならこっちのほうが良い。とかより良い状態を望む気持ちといいましょうか。プラスマイナスゼロよりプラスの状態を達成したいという欲求です。
つまり、お昼になったからお腹が空いた！なにか食べたい。というのはニーズ。
コンビニ弁当じゃなくて、どうせならプチ贅沢してシティホテルのランチバイキングを食べたい。というのはウォンツ。
通常、多くの医療は、体の不調や病気というマイナスの状態、いわば生活に支障をきたす状態から通常生活状態というプラスマイナスゼロの状態に回復させるためのケアサービスです。
病気になってはじめて分かる、病気から回復して初めて実感する健康の大切さですね。
カイロプラクティックは、こういうマイナスの状態から現状回復するという一面もさることながら、実はウォンツの面も持っています。
・どうせならもっと豊かで快適な生活を送れるようになりたい。
・今よりももっと自分の身体能力を発揮したい。
・今よりももっと集中力をアップしたい。
・今よりももっと仕事の質を上げたい。
・今よりももっと自分の感性を向上させたい。
カイロプラクティックは、背骨のサブラせーション状態が身体の神経ネットワークの滞りを生み、身体機能を低下させていると考えているので、これをアジャストメントすることによって、自分の力でこの身体機能低下状態から開放されれば、限りない自らの可能性を広げるチャンスが生まれると確信しています。
理学療法化したカイロプラクティックや、整体、接骨院化したカイロプラクティックが沢山ありますが、こういうカイロプラクティックもあるんだということをもっと多くの人に知ってもらいたい。
そして、単に病気から回復することだけに視点を置かないで、もっと豊かな人生を送れるようになるためにヘルスケアを活用する人々が増えればよいですね。
