3度目の東北(宮城県)視察、今回初めて参加させていただきました。


まず思ったのは、東北は遠い!ジャンボタクシーでの移動ということで、乗り換えなどの手間はないものの、本当に遠かったです。


震災から2年8ヶ月あまり、衝撃的だった記憶も徐々に薄れつつありますが、朝の連ドラ「あまちゃん」で再認識した人も多いのではないでしょうか。

実際、街中を車で走っていても、震災の爪痕というものはあまり見ることができません。しかし、海岸付近にはまだまだ生々しい現実が横たわっていました。
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がれきの山、ひしゃげた車、なぎ倒されたままのガードレール、かつて家が立ち並んでいたであろう痕跡をわずかに残す空き地。その整備はいつまでかかるのか、想像もつきません。



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仮設住宅でのボランティアでは、一緒に秋の花を花瓶に生けてきました。お話の中で、仮設から早く出たいとは思うが、宅地造成がなかなか進まず、また、造成された土地も以前住んでいた土地から見ると広さが半分にもならないなど、いろいろと難しいようです。


二日目の午後には仙台のメディアテークを見学してきました。高岡のウイングウイングのようなものです。図書館があり、ホールや会議室がありと、ウイングウイングと内容的にはそう変わらない感じなのに、オシャレ感が全く違います。
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建物は壁がほとんどガラスということでとても明るく、開放的な雰囲気で、図書館もカジュアルに気軽に使える感じがとても素敵でした。ウイングウイング完敗ですね。


初めて訪れた東北でしたが、次には自分の足で、もっとゆっくりいろんなところを見て回りたいなと思いました。新幹線が開通すると、東北へも少しは行きやすくなるのでしょうか?期待します。


今回の視察は、今まであまり目を向けたことのなかった東北を考えるいい機会になりました。

お世話くださった皆様、ありがとうございました。              北川