11月3・4日の2日間、東北・宮城県への視察・ボランティアに参加させていただきました。
まだ夜の明けない薄暗いなか富山を出発。
予定通り2時過ぎに石巻市に到着し宮城県建築士会の佐藤氏に案内いただき、まず東松島市の
「みんなの家 こどもの家」を見学。
仮設住宅の集会所と並んで建つ「みんなの家 こどもの家」は伊藤豊雄氏の設計。
あいにくこの日は日曜日で利用している人はおらず、子どもや人々がここに集っているところを見てみたかったなと思いました。
隣のひまわり集会所の方は休みの日にも関わらずお茶や果物でもてなしてくださり、震災当時の事や
現在の集会場での活動などについて伺いました。
仮設住宅にこの様に大きな集会所がある所は少なく、仮設住宅の一室が集会所になっている所や集会所がまったくない所もあるそうです。
その後石巻市のカフェ「ラ・メール」を訪れご主人にお話を伺いました。
地震直後、高速道路上を歩き2日間かけて自宅に戻った話など、自分なら、どの様な行動ができただろうかと考えながら聞きました。
汐見台の仮設住宅にてフラワーアレンジメント。
8名の参加者の方々と一緒に花を活け1時間ほどでそれぞれの作品(?)が完成しました。
秋色の花々を手にひと時、楽しい時間を過ごさせていただきました。
午後は仙台に移動し「せんだいメディアテーク」を見学。
ケヤキ並木の美しい定禅寺通に面し市民図書館やギャラリーなどを備えた多目的施設です。
この様な施設が富山にもあれば頻繁に通うだろうなと思いました。仙台市民が羨ましい!
かけあしでしたが大変有意義な2日間でした。
お世話になったすべての方に感謝です。ありがとうございました。
大門