9月に入り、ようやく朝晩しのぎやすくなりました。
本当に、今年の夏は厳しい暑さでしたね
みなさん、夏の疲れが出ていませんか?
さて、今年も盛況のうちに、おわら風の盆が終わりました。
平日にも関わらず、たくさんの人で賑わったようです。
女性部会でも、8月21日の土曜日、
『講演会とまちなみ探訪・おわら見学』が八尾町内で行われました。
島崎棟梁指導の下、
職芸学院の学生さんと職人さんが共同で建てられた福島町公民館内にて、
特徴のある架構や、建築工程についての苦労話、
伝統建築の手法やそのための検査員育成の必要性など、
気取らない語り口で、楽しいお話しでした。
皆さんに印象的だったのは、防腐材を注入した材料に取り付けた金物の腐蝕実験の写真でした。
棟梁によると、防腐剤により金物の腐蝕が進み、強度の為に取り付けた金物が、
実際にはその役割を発揮できないと推測されるとの事でした。
解体時に、注入土台を見ることがあったら、是非確認してみたいものです。
そのあと、八尾町内のそぞろ歩きと見学
今は岐阜県内の企業が所有しゲストハウスとなっている旧毛利邸ですが、
通常は、なかなか見学させていただけないとのことで、貴重な機会でした。
古い町の屋敷を修復されているところで、
玄関から座敷、庭へと続くながれに沿うように
たたきで作られた通りニワが奥まで続きます。
現在は、大切なお客様におわらを楽しんでいただく際に、
その通りニワを利用して、おわら鑑賞をされるとのことでした。
そして、昭和の始めに割烹として活躍した杉風荘を見学し、
村田部会長の知人の料理屋さんで懇親会兼食事
ここのお料理がまたおいしく、話しもはずんで、
もう、おなかと気持ちがいっぱ~いになったところで、
鏡町の前夜祭会場へ。
部会長の知人の方が、早朝にシートを敷いて場所取りしてくださって、
参加者は、スペシャルシートでのおわら鑑賞となりました。
こういう機会は、人生のうちにもうそうそうあることではないですね。
胡弓と、三味線、唄に美しい踊りを感じながらも、
輪踊りが始まると、みんなおわらに参加して楽しみました。
女性部会は、おいしいものと楽しいことと勉強と3拍子そろっています。
今回は参加されなかった方も、ゼヒ次回の企画に参加することをおススメしたいです
hirai