これは掛川で持ち込まれた音も光も出なくなったという、えいごの うたライト。「しまじろう英語コンサート」の際に、光で応援し、家では英語の歌を歌って遊ぶ、おもちゃらしい。電池ボックスは綺麗で錆等はなく、開封しても電池液漏れによる腐食などは認められなかった。こうなると先ずは回路を追っていく事になるが、チェック始めると直ぐに原因が判明した。基板裏の電池ボックス+極からの部材が基板側に出て、パターンに半田付されているが、銅箔のパターンが浮き、切れていた。電池交換時に強く極板が押し込まれて、剥離と亀裂に至った物と思われる。

修理は、部材裏側の半田付されていなかった側を半田付し、周囲をエポキシ接着剤で固めておいた。基板裏にも塗布してあり、今度は強く押しても、直ぐには剥離しないと思う。最後に、電池を入れて灯りのON、英語の歌が流れる事を確認して、修理完了