これは小笠で、小さな白熱電球の形をしたおもちゃが、点灯しなくなったと持ち込まれた。小笠では、分解して・いじくり回した挙げ句に、壊してから持ち込んでくる常連さんが何人か居て、正にこれもその類の製品。
ボタン電池(LR41)3個を直列にして、LED足での配線途中に、オルタネイトスイッチが入っている構造で、一見して+側電極が無くなり、そこに繋がっていたはずのスイッチの足が無くなっている(3本足の筈だが1本足に)。分解時に引き千切ってしまい、その電極も足も捨ててしまったと思える。
修理は、薄い銅板で+側電極を作り、スイッチを分解し、接点を磨き、以前に余分な端子を切り取った部品残渣の銅線を、破損部分に半田付けしてスイッチの端子を復元、スイッチを組上げて、先の銅板とハンダ付。最後に保有する新品電池をセットし確認すると、RGBイルミネーションLEDが使われていて、ゆっくり色が変化する事、ON-OFF動作に問題ない事を確認し、修理完了。

これに懲りてくれれば良いのだが、この製品をまた壊して持ち込めば、次は修理不能返却かな