これは掛川で持ち込まれた、うまく走らなくなったというラジコンJeep。裏返しだと後輪も問題なく回るが、床に置くとモーター音だけで、全く前後に動かない。見かける事の少ない40MHz帯の電波を使ったラジコンで、ネジ止め箇所がなく(ネジ止めは基板の1本だけ)、樹脂爪で固定されていた。知恵の輪の様に悩みながらも分解すると、これも先の「ワンワンとうーたん ミュージカルトレイン」と全く同じで、車軸にあるギヤが空回りして、全然動かない事が判った。これもほぼ同じ大きさのギヤで、同様に高速ボール盤を使いφ0.8ドリルで貫通穴を加工した。当初、両側の車輪付きで加工したが、簡単に加工できず今回も車輪を外し、車軸を焼き鈍ししてから、穴加工している。

加工後にφ0.8のゼムクリップ線を通してキー代わりとした。組戻し、問題なく前後進する事を確認し、修理完了