掛川開院時に動かないという事で持ち込まれた、SLのD51。既に外されていたニッカド電池4本の組電池は、テストしても充電できず、液漏れもしていて電池は完全に劣化している。しかし付属のACアダプターでも反応が無く持ち帰った。分解すると基板のIC(RX2)に27MHzと貼付されていて、ラジコンの機関車である。コントローラーについては、何も言われておらず、知らない(または失くした)可能性がある。この製品ではRX2の各出力端子は全て未結線で、超再生検波の受信回路と後段のIC(COB)との橋渡しに過ぎず、モーターやスピーカーのトランジスタ駆動は全てサブ基板のCOBが担っている。先ずは専用のコントローラーを探して貰う必要があり、ニッカド組電池と同形状の単3×4本の電池BOXに交換し、腐食劣化したアンテナ等の配線も交換して、取り敢えず終了とした。

かなり精巧に作られたおもちゃで、ラジコンで動き汽笛等も鳴れば、蒸気機関車としてのリアル感が増すと思われる。近くの大井川鉄道では今でも現役で走っているが、昔、高校の3年間は、朝の通学がSLだったので、蒸気機関車には親密感がある。
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