掛川で持ち込まれたマイクが使えず音も出なくなった機関車トーマスの、木製ナップフォードステーション。マイクスタンドと巻き取り装置間のケーブルが一部断線していることは明らかで、なぜか三角ネジが色々な箇所に使われている。全てのネジを外しても分解できず、かなり力を入れコネてようやく外す事ができた。チェックすると、やはりケーブルが5芯中、3芯が断線していた。このおもちゃは、以前に誰かが修理している様で、配線の両側共に基板の穴を通さずランドに直接半田付けし、芋ハンダで結線ミスもしている。自分が修理したおもちゃも将来誰かが再修理した時に、?が一目瞭然と言われないように、他山の石としたい。7芯中5芯が生きている廃棄予定のケーブルがあり、これで仮配線しCOB等がOKである事をまず確認した。交換用には6芯ロボットケーブルがあるが若干太いので、現ケーブルを活かすため断線箇所検出装置を仮組して探査し、カット。配線が短くなった分は抜け止めを簡略化し、麻紐とグルーにより抜け防止を図った。おもちゃメーカーも分解しない様に特殊ネジを多用する前に、多芯ケーブルが捩じられる巻き取り装置等で断線しないような設計にするのが先だと思うのだが。修理費:0円

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