プラレール関係を同時に持ち込まれた中の、警報音も点滅もしない踏切。分解すると板状のヒューズが切れており、ポリスイッチに交換したが、マイナス電極の1個も、液漏れ腐食で完全に欠損していた。リン青銅板に適当な板厚がなく黄銅板に凸加工しマイナス電極を作成、新たなハトメで固定した。バネ性はφ2.5ウレタンゴム紐の裏当で補完している。この踏切も、半固定抵抗で調整できる音の高さは問題ないが、約0.4秒間隔の点滅が不安定。基板表裏の綿棒清掃でも治らず、高抵抗のアナログ回路なので、以前の修理例と同様にクレンザー+歯ブラシで水洗いして漸く復旧した。失くしている踏切バーのリンク棒は、探せばあるかも知れないとの事なので、取り敢えず不要カード切れ端を加熱変形させ製作した。
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最後の1台は、切り替えが動かなくなった2灯式信号機。この製品は古い様で、LEDではなく手動式ポイント(分岐器)のレバーで豆球を上下させて、赤緑の信号を切り替えている。このレバーのリンク機構の動きが悪くなっており、分解清掃し摺動部にシリコングリースを塗布したら、スムーズに動くようになった。
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