昨年夏に不動の修理をしたクレーンゲームだが、バケットが上下しなくなったとの事で再度持ち込まれた。上下レバーでは無音なので延命処置のモーターを今度は交換要と思ったが、分解したら上下動モーターへの配線が1本断線していた。以前に誰かが修理してビニールテープを巻いた箇所が、ハンダ付けの横で屈曲疲労し断線したもの。緩んだテープを剥がすとイモ状の半田付で、ビニールテープを使っていることからも不慣れな人の修理跡と思える。左右に動く時の屈曲部に当たり、半田付け部は撓まないので余裕を持たせるため新たな線を中継ぎで入れ、接続部は熱収縮チューブで保護した。先の修理時は動いた事で満足し全く気にしなかったが、普段使う事の無いビニールテープを使った様な怪しい修理跡は確認することが必要だった。

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