小笠開院時に、羊の縫いぐるみで、後ろ足が折れていて、歩かないし直ぐ倒れるとのことで持ち込まれた。家で先ずは該当の後ろ足の布を外すと、足が動く際の支点となる箇所の本体側からの樹脂突起が両側とも根元から折れていた。子供が押さえつける等して破損したものと思われる。飾りでは無いので接着以外の強度的に何らかの補強が必要で、折れた棒状の樹脂突起に旋盤で穴を開け、M2のタップを立てて、本体内側(電池ボックス側)から、ほぼ先端までの長さの皿ネジで固定した。樹脂突起にはφ2とは言え鉄の芯が入っているので、また直ぐに折れることは無いと思う。瞬間接着剤は、皿ネジのゆるみ止めとして使用した。