先日の小笠児童館の入院品を、家で逐次修理しているが、この他に掛川開院時の入院品、浜松のおもちゃ病院参加時の持ち帰り品があり、居間は入院品のおもちゃであふれてしまった。
小笠入院品の№2は箱型のおもちゃで、これも音が出ないという症状。分解したところ、ICの近くでVdd電圧はあるので、COBと呼ばれるベークライトの基板に直に乗っているICが故障している。ただ非常に不安定ながら反応する時もあり、3曲(ぶんぶんぶん、かえるの合唱、むすんでひらいて)とホーン音・エンジン始動音と判明。入院品が多く時間が取れないので修理不能で一旦組み立てたが、最終的には名張市つつじが丘おもちゃ病院さんが公開してくれているマイコンプログラムをPIC16F1705に書き込み、鍵盤4個とスライドSWの組み合わせで8曲を割り当て、押しボタンで1曲の計9曲演奏に変えた。マイコンやトランジスタ等を使ったので修理費は150円となった。
イメージ 1
№3は、おもちゃ病院では毎回持ち込まれる定番製品のプラレール。今回は3種類の
計4台を預かっている。このジェームスは、取り扱いが乱暴と見えて炭水車との連結器が破断し、配線も断線している。動輪ゴムも片方は欠落、もう片方は軟化(加水分解?)している。
幸いなことに外部電源で直接モーターに1.5Vを加えると回るので、連結器と配線を治せば修理できそうである。動輪ゴムはパーツ購入し保有しているが、このタイプの連結器は市販されておらず、使用素材の弾プラ板も持ってないので、近いものを探したら昔子供が小さい頃に学校で使った数え板が軟質プラスチックだったので、これを∞状に穴加工し代用させた。
イメージ 2  イメージ 3