昼飯→ブロッコリーサラダ、フランクフルト
夜飯→野獣肉コース
飲物→水、炭酸水、瓶ビール、赤ワイン、ビール三種盛り
仕事→某書籍の入稿、某アイドル雑誌の編集
どん。
さっそく飯す!
昨日の残り物たちプラス、買っておいたタラを焼いてみた。
酒とみりんと砂糖と味噌に浸してからフライパンでジュワっと。
長女曰く、「こういうお魚はじめて食べた! 美味しい!」とのこと。
万能ネギを振りかけるとさらに美味。
ほい。
ということで、いったん区切って、素朴のグルメレポを開始しよう。
どん。
「山くじら すき焼き ももんじや」。
弊社スタッフの◯◯君が、数ヶ月、身を粉にして働いてくれた労をねぎらうために、「自分が食いたい好きな店に連れてってやる!」をテーマに、彼がセレクトしてきた渾身の店がコチラである。
寿司でくるかと思いきや、まさかの老舗ジビエには驚いたが、普段なかなか口にすることができない食材だけに、彼への御褒美のつもりが私の方がテンションがあがるというヤレヤレな展開w
ちなみに、この店、某ぐるナビさんによると、「両国駅5分、国技館近くで9代続く『しし鍋』の老舗【ももんじや】。深紅色した赤身と白い脂身が特徴の猪鍋はその色合いから「ぼたん鍋」とも言われています。猪の一番おいしいバラ肉の部分は、ゆっくり時間をかけて煮込めば煮込むほど脂身に味がしみ込み深い味わいになります」とのこと。
どどん。
ちなみに、「山くじら」とは、江戸時代、獣肉を食べることは禁忌とされていたのだが、やはり現代でも生肉が食べられなくなったとはいえ裏メニュー的に出す店があるように、猪肉の隠語となっていた。
捕鯨はウエルカムなので、猪肉と鯨肉が似ていることから、山の鯨で、山鯨、と呼んでいたそうだ。
そんな豆知識はどうでもいい……とは言えない、江戸文化の粋が詰まっていると思う。
という、ウザったい流れから、野獣肉コース、いってみよう!
先付は猪肉の煮込み。
食べた瞬間、このコース、最強だろ! の予感がプンプンした。
まさにボタン鍋!
いやぁ、この美しさといったら……。
ちなみに調理方法は、先に肉を並べてグツグツやる感じ。
猪肉はかたいので結構長い間グツグツ煮詰めるのがいいらしい。
そして、その他の具材は、豆腐、しらたき、ねぎ、セリ。
このセリがまたいい。
野草感丸出しのあのエグみが、野生の猪肉とものすごくマッチしているのだ。
食べ頃だよーーー。
って、めちゃくちゃ美味そうじゃねーか!
そして、実際、ヤバイ美味いんです。
幼いころ、親に連れられて行った旅館で出てきた猪肉鍋、昔の彼女と行った旅館で出てきた猪肉鍋、そう、意外と猪肉って旅館の夜飯で出たりしますよね?
あのひとり用の小鍋とかで食べる感じのやつ。
でも、その時の猪肉の印象は、とにかくカタイということ。
そして、特に美味しいと感じたこともなかった。
なんというか、豚や牛の上品さに比べると、なんだか安っぽい味に感じられてしまっていたような記憶がある。
味覚がまだまだ幼かったということか?
いや、おそらく、ここの猪肉がものすごく「うんめぇ」のである。
タレの甘味も素晴らしいけれど、とにかく肉がかたすぎず柔らかすぎず、ちょうどいい野生感と優雅さが同居しているのだ。
美しき野獣、猪肉鍋に拍手!
そして、お次は鹿の刺身。
生肉オッケーなん?
そのへんツッコミいれることはしなかったが、コチラも美味なり。
続いて、鹿肉の竜田揚げ。
生肉も良かったが、個人的にはこの竜田揚げを絶賛したい。
そして、コースには含まれていなかったのだが、熊肉のステーキ。
猪、鹿の次は熊!
野菜に巻いて食べるとヒンナヒンナだった。
そして、シメはうどんー。
うどん自体は特にこだわってるわけではなさそうだったが、とにかく野獣肉が染み込みまくっているので……!
嗚呼、もう言葉にならーん!
熊肉がぶちこまれた熊汁をすすって……。
終了!
ラストのアイスがやたらと沁みたのは、獣獣(ジュージュー)した流れがあったからなのか⁉︎
兎にも角にも、ヒンナだぜ!
ちなみに余談だが、いや、余談というよりも、オチかもしれない。
「やはり現代でも生肉が食べられなくなったとはいえ裏メニュー的に出す店があるように、猪肉の隠語となっていた」。
そういえば、この文章で思い出したのだが、先日の宮崎ツアーの際も、生の鶏レバーを頂いていた。
そして、昨日からなぜだか……。
大腹痛!
(>人<;)
コレって、つまり、当たったってヤツ⁉︎
それでも野獣肉コースにチャレンジする私もよくわからんが、いまだに強烈な腹痛がたひたび襲ってきている状態ではある。。。
とはいえ……。
う、美味かったから、まっいっか。
と言えるだけの感動はあった。
美味しく頂きました。
感謝!