朝飯→納豆ご飯
昼飯→明太子スパゲティ、サラダ
夜飯→惣菜晩酌
飲物→水、黒酢ジュース、金麦500ml、レモンサワー
仕事→某レシピ本の撮影準備、某書籍の構成案
「○っち(長女のあだ名)は、一回だけどうしてもやってみたいことがあるの!」
物凄くイキイキとしたハイテンションノリで、我が家の姫がそう言った。
ちょいと穿った見方をするならば、「どうせゲームとか、遊園地とか、ゲームとか、ゲームとか、そういう子どもがやりたくて仕方ない願望なのだろう」とタカをくくって聞いていたのだが、さすがにそこは我が娘、我々の斜め上というか、いわゆる「想定外」過ぎるレスポンスをぶん投げてくれたのである。
「生きてるシラスをお口の中に入れて、プチってやってみたいの!」
りょ、猟奇的なチョウジョ!
(>人<;)
abcde………
food!!!!!!!!!!!!
朝はコレだねー。
着色料がケバケバしいが、実はコレ美味しいんです。
揚げ物が多すぎて後半もたれた。
サラダとカキフライだけで十分だった。
YEAH!!!!!!!!!
花金なのに土日も仕事で月火で撮影という世知辛い展開のため、とにかくシラス愛がハンパない長女を見習ってテンションをググっとあげてみた。
そして、実は例のシラス話はまだコレで終わりではない。
とにかく彼女は大の魚介類好き。
そのあたりも私に似たのかもしれないが、特に好物なのが、シラス、イクラ、マグロの3点である。
ある日、ママちゃんが子どもらを回転寿司に連れてってあげた時のこと。
シラス狙いな長女は、回ってきた寿司ネタを見て、思わず歓喜の声をあげた。
「ママ、すごい! シラスの上にイクラが乗ってる! すごいシラス! このシラスすごい‼︎‼︎‼︎」
大興奮である。
「すごいシラス! シラスすごい!」と何度も連呼する長女だったが、シラス自体はたいしてすごいわけではなく、ここは回転寿司屋さんに感謝すべきところなのだろうが、もはや彼女のリスペクトはシラスのみに注がれていた。
つまり、シラスの上にイクラという飾りが乗せられていることによって、大好きなシラスちゃんが綺麗にドレスアップされているというビジョンが、彼女の脳内で展開されていたということなのだろう。
いや、もはやそれは、シラスちゃんではなくシラス姫……そう、ポケモンもビックリな大進化を遂げていた可能性もあるだ。
それほどまでに回り回ってやって来たシラスが、彼女の瞳にはキラキラと輝いて写っていたのである。
「シラス、おかわりくださーい!」
店内に、長女の勢いのある元気な声が響き渡る。
まわりの大人たちはそれを聞いて思わず頬が緩んでしまう。
カウンター内に立っている大将も、彼女のハイテンションが嬉しかったのか、快くその場でシラスを握ってくれる。
シラス一貫で場を和ませることによって、どこにでもある回転寿司が、なにものにも代え難い回転寿司となる。
こういうのを人は、イイ女と呼ぶのだろう………。
………た、タイトルのシラス女だとね、ちょっと楳図かずお的な香りが漂ってきてしまうので、ここらでちょいとフォローしておこうかと(笑)。
ペロッ
そうだ、踊り食いに行こう!