昼飯→長女のお弁当の残りセット
夜飯→マグロ三昧の居酒屋にて
仕事→某図鑑の編集
どん。

会社近辺で、そんなオモシロ居酒屋を発見したので、のちほどー。
では、飯ー。

たっぷり沁みてて美味かった。

近くの公園で食べようと思ったのだが、どこもかしこも浮浪者だらけで、まともなベンチが見当たらず、仕方なく端の方でこそこそ頂いた。
というわけで、ここからは素朴のグルメ編へ……。
本日のターゲットは、浅草橋の駅から多少歩いた靖国通り沿いにある「たいこ茶屋」。
どうやら、某半沢直樹の収録で使われたということで、店主の相乗り作戦によって、半沢セットやら半沢席なんぞが設けられ、バラエティ番組などでも紹介されたらしく、それをパブリックビューイングで垂れ流すという、いろんな意味で営業的戦略丸出しのオモシロ居酒屋であった。
いや、オモシロなどと言っては失礼かもしれないが、ちょっと今まで見たことのないパフォーマンス店だったので、ノリのイイ店主に敬意を評しながら、わたくしの衝撃を紹介したいと思う。
どすん。

マイクまで装着して、ヤル気満々の解体ショーが幕を開ける。
ガツン。

マイクパフォーマンスがハンパないので、解体自体がなかなか進まない(笑)。
いよっ。

ちなみに、大将は東北大震災時にマグロを持って被災地へ赴いており、11月にもまた行くんだとか。
つまり、今夜の売り上げの一部が義援金へと変わるということ……。
そして、ソレを踏まえたうえで、コレらをがつがつサバきながら、途中で突然セリが始まるのだ……。
解体ショーと言いながらも、ちゃっかり商売に繋げる心意気、しかも一部は義援金へと昇華される、あまりの巧みな売り上手っぷりに、爆笑しながらも心底尊敬させられた。
しかも、セリの乗せ方がまたうまい。
あんな雰囲気の中で、「3000円!」、「3500円!」みたいな掛け声が飛び交ってれば、誰でもついつい競り落としたくなってしまうものだ。
もちろん我々も代表と共に来ていたわけなので、ノリノリで競り合いに参加した。
そして……。
どどん。

4500円!
高いんだか、安いんだかわからないが、おそらくコレは少々値段を釣り上げすぎたような気がする(笑)。
けれども、なかなかというか、かなり美味。
さすが、本がつくマグロです。
さらに……。
どどどん。

1500円。
こちらは妥当な線だろうか?
頬がトロけるような味わいで、あっという間に食い尽くした。
ついでに……。
どどどどどん。

骨の周りのお肉の部分。名称忘れ。
200円。
コレは店主が決めた値段で、200円出せば早いもの順で必ず頂ける。
コラーゲンたっぷりで、美肌効果ありとか。
しかし、骨の髄までとはよく言ったもので、隅から隅までとことんマグロ一匹でパフォーマンスする姿勢は、もうホントに天晴れ。
さらにコレだけでは飽き足らず、その後も店からのプレゼント商品を、店主とのジャンケンゲームでゲットするという企画なんぞもあり、なんだかんだで店主はひとりで一時間近くしゃべりっぱなし、我々客もまさかのパフォーマンスに笑い、楽しみ、酔いしれた。
正直、客を巻き込んだ居酒屋全体で行なうような企画(まぁよくあるのは、誰かひとりの客の誕生日を、その場にいた全員で祝ってあげるというもの)は、もっとも好ましくなく、もっとも面倒臭い、ひとりよがりな店側の自己満企画なのだが、ここの場合も、明らかに店主の自己満要素もたっぷりにもかかわらず、彼の人柄と人を魅きつけるパフォーマンス力によって、ついつい客も乗せられてしまうのだ。
色んな意味でかなり上級なエンターテイナーであり、むしろ売れない芸人などは彼のパフォーマンスを見習って何かとお勉強させてもらってもいいくらいだろう。
というわけで、ガッツリどっぷり長くなった。
とりあえずラストはサクっとシメることにして、そんな花道を華々しく飾って頂くのはコチラ↓↓↓
ばーん。

麺にちょいとコシが足りない気がするが、兎にも角にもスープが美味い!!!!!!!
シメにはもってこいの一品です。
ごちそーさまでした!