居酒屋の迷言 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→カレーライス
昼飯→お好み焼き
夜飯→九州系居酒屋にて
ドリンク→生ビール2杯、レモンサワー何杯も、九州のなんたらという焼酎ロック

























どーん。
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なんだかよくわからぬが、上野駅前に上陸していた変な生き物。



そんなわけで、本日は完全フリーデーということで、昼間から上野にて酒!



とにかく食って飲んで語って歌って踊って愚痴る!? 的な感じで、ひたすらストレスを解消し続けた。



なわけなので、食い物連打します!















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お好み焼き。

上野は別にメッカというわけではない。

が、前回皆で集まった際に、とにかくお好み焼きを食べたかったのだが、食うことができずに未練タラタラだったこともあり、今回リベンジ。


しかし、気候はあまりの猛暑。


店内のクーラーも中途半端だったことで、鉄板からの熱気が凄まじく、肝心のお好み焼きは一枚だけに留まってしまった。










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カラ館にて。


オニオンリングタワーとかツリーとかいうやつ。


わたくしは一口も食べなかったが、某デブ君がガッツリ食していた。








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小粋な海鮮小料理屋にて。


なかなかなお値段のする店だったので、刺身と焼きはまぐりだけで一杯やって退散。


値段の割には????という感じだった。










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九州系の海鮮居酒屋にて。



お通しが明太子食べ比べという、とてつもなく嬉しい心遣い。











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塩くじらとうまかった刺身。


酢味噌がたまらぬ。









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九州尽くし盛り。


左下のが、ウワサの人文字ぐるぐるという料理。










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五島産のアゴ出しで食べるしゃぶしゃぶ。


この出汁がたまらず、かなり食べてるにもかかわらず、肉をおかわりするというアグレッシブな展開。










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そして、もちろん、シメはこれ!


久々に居酒屋系で感動したー(>_<)










はい。



そんなわけで、暴飲暴食です。



カラオケで消費したとはいえ、昼から食べ飲み続けていましたが、胃はそこまでおかしなことにはなっておらず、むしろ心ゆくまで満足させて頂いた。



ただラストの店、まずまずの美味しい料理を提供してくれただけに、ちょっとというか、かなり残念な点がふたつほどあった。


苦言を呈すので、あえて店名は言わないが、まずは酒と料理の出てくるスピードがとんでもなくノロいこと。


まー美味いものは……てなことはよく言われるが、そこまで豪語して客を待たせるほどか!? というのが正直なところ。






そして、何より二点目が強烈だ。


いわゆる会社というかその居酒屋のモットーなのか、格言的なセリフが飾ってある飲み屋は結構ある。


オヤジの小言的なものならば、江戸っ子風味なので、あぁ確かに! くらいですんなり受け入れることができるのだが、なにげに多いのは歯の浮くような偽善的なキレイっぽくてストレートな言葉。


そういうのを読むと寒気がしてしまうタイプなので、普段は読む気もおこらず、完全にスルーするのだが、今回はあまりにもデカデカとソレが書かれていたので、否が応にも読まざるを得なかった。


つまり、ソレは………。
























どーん。
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ブレブレですみません。


では、復唱してみましょう。


リピートアフターミー!











「愛する人を、愛したいだけ、愛せる日まで、愛してみる」















ど、どゆこと!!!!!!!?
















正直、最初この看板を見て、酔っ払ってるとはいえ、頭の中には?マークでいっぱいになった。



この言葉を誰が作ったのか、ここの社長なのか、幹部なのかは知らないが、あまりにも日本語的にもぶっとんでいる名言というより、迷言であろう。








そんなわけで、ひとつひとつの言葉を解体し分析してみることにした。




「愛する人を」
ここはまだイイ。
というか冒頭だし、コレがないとはじまらない。




「愛したいだけ」
つまり、ココからおかしくなってくる。
おそらく、これは、「愛のキャパは無限大なんだぜ!」、「だからどれだけ愛したってイイんだぜ!」という意味で使おうとしているのであろうが、その後の文章を考えると、この解釈には無理があると疑問を投げかけずにはいられなくなる。
ひとまず、次を続けてみよう。






「愛せる日まで」
単純にこの文面だけ見るならば、イコール「死が2人を分かつまで」という意味でオッケーだろう。
ただし、これも直前の文面と繋げることで、キレイで美しいプラスなイメージではなく、マイナスなイメージとなってしまうのだ。
ひとまず、最後にいってみよう。








「愛してみる」
うん、それはそれでいんじゃない?












さぁ、ここで、本来ならば書き手が伝えたかったバージョンの解釈で全文を振り返ってみよう。













「愛する人を、愛したいだけ、愛せる日まで、愛してみる」



解釈→あゝ、愛しきキミ。私のアナタへの想いは無限大。常に膨張する宇宙のような私の愛を、いつまでもいつまでもアナタに捧げ続けます。死が2人を分かつまで」











まぁ、重いし、キモいな。


ただし、おそらくこの店側の意図はそういうことだろう。


これが響くか響かないから置いておいて、ここからがわたくし的な解釈となる。










「愛する人を、愛したいだけ、愛せる日まで、愛してみる」



解釈→あゝ愛しきキミよ。何らかのハプニングで私の愛が冷める日までは、私の想うがままに、とことんキミを愛せるだけ愛してみるよ。まぁ、ハプニングが起きないことが何よりだね」














うん、こんな感じでしょ。



つまり、「愛せる日まで」という言葉は、言い換えれば、「愛せなくなる日まで」ということになり、イコール死とも言えるのだが、イコール愛が冷めた瞬間とも言えてしまうのだ。


だからこそ、その前の「愛したいだけ」も、自分本位なご都合主義であり、一方的な愛の形という解釈にも繋がってしまうわけだ。





穿ちすぎ?


斜め上から見過ぎか!?



と、思われるかもしれないが、そもそもかなり中途半端で回りくどい言葉だからこそ、読む人に誤解を与えるのであり、そう考えると、この迷言を堂々と飾っているこの店に対しても、なんともいえない世知辛い気分がわきおこってきてしまう。




う、美味いのに……。


よ、余計なことしなきゃイイのに……。












てことで、くどくどくどくど文句を垂れてきましたが、それなら、お主はどう表現するんだ!? と言われそうなので、最後に私から一言プレゼント!































………。








いや、ダメだ、お、落とせない……。




つーわけで、散々文句言って終わりという、完全丸投げ状態で逃走します。





































しかし、愛っていったい何なんだろう?

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