素朴のグルメ 第六食 錦糸町ラーメン「ヨシベー」の冷やし担々麺 | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

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娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。

朝飯→和モーニング
昼飯→冷やし担々麺
夜飯→そら豆
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、
仕事→某レシピ本の打ち合わせ、某書籍の編集、某アイドル雑誌の編集






























どん。
photo:01


前日は洋風モーニングで本日は和風モーニング。




長女のお弁当を作る日だったことから、もれなく和風となったのだが、まさかここまでキッチリとした朝食を2日も連続で食べられるとは思っていなかったので、朝から気合いを入れることができた。










紅鮭……。



ノリ弁時にも最適だし、サーモン的な洋風仕様の料理にも存分に力を発揮してくれるが、やはりなによりも朝一の食卓にこそ似合うような気がするのは、俺の個人的な独断と偏見による気のせいでは決してないだろう。















白米、二膳、頂きました。













ということで、朝からガッツリ満腹感を味わって、打ち合わせのため三軒茶屋へと足を運んだ。




それが終わる頃にはちょうどお昼時となり、いい具合に腹が減り始めていたのと、ここらでグルメレポートを入れ込みたいとも思っていたので、オシャレタウンでランチでもという計画が浮上し、とりあえずフラフラフラと軽く駅前を歩いてみた。








しかし、何やら本日の俺の食欲をそそらせるような店は特になく、金出してまで冒険するまでもないなーと、どこか保守的な考えに至り、いそいそと電車に乗り込むことに……。



やはり、朝の和風モーニングによって、"美味しいもの食べたい欲"のようなものが満たされてしまっていたのかもしれない。


























……そして、




電車を寝過ごした。























えっ?


な、なぜに!???




と、ツッコミを入れてしまった方のために簡単に状況を説明しよう。





どうやら和風モーニングは、"美味しいもの食べたい欲"を満たすと同時に、全身隅々にまで満足感を与えてしまっていたようなのと、昼間のガラガラの車内のマッタリとした気怠い空気が、異常なまでの睡眠欲へと変化し、ウトウトどころかグゥグゥレベルの眠りを演出してしまったのだ。












早い話が爆睡である。




しかし、その爆睡が俺とヤツを出会わせた。





























どん。
photo:02


錦糸町 ラーメン「ヨシベー」の冷やし担々麺。











そう、気づいたら錦糸町まで来てしまっていたのである。



さすがに惰眠を貪ったおかげなのか、駅に降り立つと見事に腹が減っていた。



そういう流れから、いつの間にかこの店を発見し、ついつい入店してしまったというわけだ。





















どん。
photo:05


こんな店。








さっそく食べログにて情報を収集。


レトロな外観と内装、濃厚トンコツから中華的なシンプルなものまでラーメンの種類は豊富、さらに麺も太と細を選択できるようであり、雑誌にも取り上げられていることからも評価はまずまずといったところなのか。


もちろん食べログ内では賛否両論あるのだが、290円という激安価格で提供している「えびあえそば」というメニューも有名らしく、確かに何かしらワクワクさせられる要素には満ちていた。









ただし、ランチ時でもあるにもかかわらず、店はめちゃくちゃ空いていた。










コレが何を意味するのかはあまり想像したくはないが、そこには何かしらの理由があるのだろう。




正直言うと、レトロな店構えなのでシンプルな中華そば的なものを頼もうと思っていたのだが、クソ暑かったことも手伝ってオススメっぽい感じで書かれていた「冷やし担々麺」をセレクトした。




そして、サクっと出てきたものが先ほどの写真である。






























うん、濃いわー。




全体的な味はそんなに悪くはないのだが、とにかく濃いぃ。



薄味の魅力の虜となりつつある俺にとってみると、特筆すべきことは残念ながら特にない。



むしろ、その濃ゆさゆえか、数口食べただけで飽きてしまった。



だからといって元々濃厚なだけに、調味料を使った味変もできず、ただひたすら胃に流し込んだという表現が正解かもしれない。




















麺はこんな感じ。
photo:03


このように平打ちきしめんのようなものだったので、食べ応えもあり、何度も言うようにそこまで悪くはない。




だが、美味いという言葉はちょっと使うことはできないかな、というレベル。



つまり、おそらくもう足を運ぶことはない。




キツイ毒舌的なニュアンスで解説するならば、レトロ調にこだわった店作りには何かしらの意図があるはずなのに、ラーメンにはまったくといっていいほどこだわりがないように感じられた。


それは濃厚トンコツ、シンプル醤油、担々麺、変わり麺など、なんだかウケそうなものばかりをメニューに導入していることからも、迷走感が否めないわけだ。





こうなってくると、もはや細麺か太麺などという議論は的外れとなる。





本来ならば、他のラーメンはもしかしたら自分の好みに合うかもしれない、という一縷の望みにかけて再び来店するのであろうが、そういう感情すら抱くことができなかったため、あえてのヨイショはもはや不要。



こういう時は言いたい放題やるのが俺の性に合っている。




ということで、さらに続けてツッコムならば、外面ばかりを気にかけるあまり、中身が伴わないという事例は、飲食店にありがちなミスであり、まさにこの店はそれを地で行くのではないかと。



言ってしまえば、コレは人間にも当てはまることであり、ある意味では担々麺一杯で相当な教訓を得ることができたため、無駄なランチではなかったとも思いたい。




そして、ここでこんなにも酷評しているにもかかわらず、実は何気に定評のある店であった場合、ファンの方から異論反論があるかもしれないので念のため付け足しておくと、もしもこういう店が近所にあって、遅い時間まで営業しているならば、おそらくオツマミセット的なものを頼みつつビールを一杯ひっかけて、豊富なラーメンの数々の中からシメ的に一杯食べて帰宅することだろう。



要するに、日高屋でなく、この店が最寄り駅にあったならば、間違いなく通うことになるはず、ということだ。

























いい加減、なげぇし、くでぇっ!!!!!!!













と、だんだん自分でも書いていてうっとおしくなってきたので、ボチボチ切り上げさせて頂くが、仕事から帰ると仕事仲間のとあるメンズの田舎から、トレタテのそら豆が大量に届いていた。




思わず、それを茹でてさっそくビールと共に頂いたのだが……。
























どどん。
photo:04


美味!






























いやはや、おかげさまで、昼間の冷やし担々麺。


ぶっちゃけ、どんな味だったかすら、全部まとめてぶっ飛びました(笑)。

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