昼飯→塩むすび
夜飯→牛っと弁当
酒肴→コーンバター
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、午後の紅茶 ストレート、エビス缶ビー50ml、黒ホッピー
仕事→某レシピ本の構成案、某MOOK本の編集
「お芝居しない？」
我が家に妻の友人とその娘さんが遊びに来ていた際、突然長女がそんなことを言い出した。
しかも、有無を言わさず、自ら演出家のごとく周囲のメンバーらをキャスティングしだしたのだ。
「みーちゃんはお姫様ね」
「○っちは悪者ね」
「○○（次女の名前）は子どもね」
自分、悪者でイイのかよ！
しかも、次女、子どもって……。
まんまやないけっ！
はい。
突然ですが、何の前触れもなく、冒頭から子どもネタ、はじめてみました。
そんなわけで、本日もはりきって食べてみます。
朝定食。
冷凍庫で忘れ去られていた、魚久の銀ダラ西京漬け。
わたくしの大好物であるため、朝から出会えたことに感謝感激雨霰。
また、久々に登場した我が家の豚汁も、めちゃくちゃイイ仕事してくれて、朝からホッコリ胃にしみた。
こういうの、嬉しいよね。
おにぎり。
忙しくて昼は抜きかなと考えていたが、きれたタバコを買いに行くついでに塩にぎりゲット。
一瞬で食べ終わってしまうと、逆に空腹感がさらに広がっていく。
タイミング、見誤ったな。
牛っと弁当。
おなじみ、保守派が必ず注文するバラエティに富んだ内容のお弁当。
特にハムカツがオススメ。
ただし白米、すこぶる不味し。
晩酌用に買ったコーンバター。
セブンイレブン枝豆シリーズの新商品なので、興味があったのだが、かーなり期待はずれ。
枝豆が美味いだけに、大変残念だ。
なんかね、ブラックペッパーが変に効きすぎてて、とにかく味つけが厳しい。
おそらく二度と、買わないな。
ごちそうさまでした！
ほい。
その後、お芝居ごっこはどうなったかというと……。
お姫様と悪者は、なんだかんだで"ごっこ"を成立させようと試みていたらしいのだが、子ども役の次女はわけもわからず彼女たちの後をキャーキャー言いながらついていくだけ。
そもそも子ども役は、長女の脚本の中でいったいどういう役割を与えられていたのだろうか？
お姫様の護衛的な？
それとも、姫が連れ去られているところを目撃してしまう村の子ども？
むしろ、実は悪者を影で操っていた真のボスキャラ？
兎にも角にも、当初の設定からして正義のヒーローが不在のため、その後の展開がまったく見えてこず、芝居は開始数秒でぶんづまってしまった。
しかし、それでも長女は諦めず、今度はお姫様と悪者の役を逆転させて、再度物語の世界に突入していこうとし始めたのだ。
「あっ、○○（次女の名前）は子どもね」
それでも次女の配役は変えねーのかよっ！
善悪逆転しての芝居が再開されると、先ほどまでとはうって変わって、まともな展開を見せるようになった。
妻の友人の娘さんが5歳ということもあり、彼女が悪者になることによって、物語の方向性が明確になったからだ。
「おらー、悪者だぞー！ 捕まえちゃうぞー!!」
「キャー！ やめてー!! 助けてぇ!!!!」
そんなノリでリビングを走り回りながら、追いつ追われつの白熱の姫誘拐劇が繰り広げられていく。
しかし。
何度もいうように、残念ながらこの脚本にはヒーロー不在。
つまり、どんなに姫が助けを呼ぼうとも、そこに颯爽と現れる正義の味方的存在はいつまで経っても登場しないのだ。
「姫ー待てー！ 食べちゃうぞー!!!」
「いやー、来ないでー!!!!」
………。
ちょっと視点を変えて、コレをとある密室内の男女だと考えると、明らかに相当危ないシーンである。
け、警察、呼んだ方がいいかな？
その後、いつまでも終わらない襲撃ごっこに飽きてきた妻と妻の友人は、彼女たちの様子を敢えてガン見してみたという。
すると、悪者役の5歳児が妻に向かってこんなクレームをつけてきたのだ。
「ちょっと、見ないでくれる？」
へっ？
「今、お芝居してるんだから、見ないでくれる？」
おいおい、お嬢さん、芝居は見せてナンボだろ？
同様のことを思った妻が、
「えっ、お芝居って見ちゃダメなの？」
と、質問すると……。
「お芝居やってるんだから、ダメにきまってるでしょ！」
と、パチ切れ。
しかも、さすが、悪者。
怒りで目まで血走ってやがる。
何がどういう理由でお芝居を見られたくないのかは不明だが、とにかく彼女の真っ向からの拒絶を汲んであげることにして、妻たちはひとまず目線を逸らしてみたらしい。
「へっへっへっ……とうとう捕まえたぞー！ グヘヘヘヘヘヘ……」
おいおいおい。
お嬢さん、お嬢さん、危ないから。
ちょっとキャラ変しすぎだって！
見事なほどの悪役ぶり、というより、どちらかというとおそるべき変態性!?
そんな強烈な個性を発揮する彼女なだけに、「見ないで」っていうガチ切れキャラも、実はもしかして役作り!?
……だったってことなのか!?
まぁ、いずれにせよ……。
我が家の長女さんへ。
次はヒーローも書いてあげてください。
じゃないと、コレじゃ、犯罪ごっこだって！
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