朝飯→五穀米チキンカレー
昼飯→ナシ
夜飯→居酒屋おつまみ
ドリンク→午後の紅茶 ストレート、生ビール3杯、トマトリキュールコラボホッピー6杯
仕事→某書籍のタイアップページ作成、某アイドル雑誌の打ち合わせ
5年前の今日。
我々夫婦は入籍した。
式はその数ヶ月後に行なわれたので、入籍記念日とでも言うべきなのだろうか。
振り返れば本当に一瞬のような歳月だったように感じられるが、よく考えてみると、5年ということは、小学校に入学した児童がまだ卒業していないような状況ともいえる。
あゝ、高学年……。
要するに1年から5年まで、ずっと一緒のクラスだった女子と同じくらいの時を過ごしてきたということか。
まったく例えの意味がわからないが、つまり長いのか短いのかもよくわからないということだ。
さて、本日は、そんな記念すべき日でもあるため、少し過去を振り返ってみたいと思う。
と、いっても、あの頃はあーだったなぁと、オッサンが物思いにふけってもウザったいだけなので、当時、私がmixiで書いていた日記のとある日をそのままコピペしてみようかと考えている。
結婚式も終わり、ホカホカの新婚生活がはじまった2008年初夏のこと。
我々夫婦は、付き合っている頃には一度もおとずれることのなかった、某デズニーランドへとデートに出かけたのだ。
と、その前に、恒例のご飯を先にやらせていただきたい。
では。
たっぷり煮込んだチキンカレー。
冷蔵庫に白米が少ししかなく、大量にあったのは五穀米だったので、渋々ソイツで頂いた。
でも、久々のおうちカレー、美味!
なんと一人前10円。
ちくわ。
タコのから揚げ
刺身。
その他、色々出てきたが、撮っていたのはコレだけ。
なわけで、終了です。
では、さっそく5年前の日記を全文ママで晒してみよう。
ちょっと長いので、お時間あるときに読んでくだされ!
☆寝ずにーランド☆ 2008年7月13日
遠足の前日は必ずと言っていいほど眠れない。
理由は簡単。
ワクワクがドキドキでギンギンだからだ。
おかげさまで、今回も、12時間ぶっ通しで女子アナについて書きまくった直後にも関わらず、予定通り一睡も出来なかった。
しかし、まだまだ遊びに対する若さと体力と情熱には自信があったので、コンビニでオヤツを買って(もちろん300円まで)、意気揚々とおうちを飛び出す。
目的地は世界中の人々が愛してやまない夢と希望に溢れる国、恋人同士ならほぼ98%の確率で彼女さんから、「来週いきたぁい~!」と、可愛くオネダリされる場所、、、その名も「東京ディズニーランド」!!!!!
実は私ら夫婦は出会ってから一度もデズニーに足を踏み入れていなかった。
そんなわけなので妻のテンションは異様に高い。
私も電車の中ではなかなか強烈な睡魔に襲われたが、舞浜駅に着くとやはりテンションがあがっていく。
夢の国はオトナをコドモに退化させる神秘的な力を持っているのだ。
しかし、我々は真夏直前のデズニーを舐めていた。
すでに夏休みなのか、夏休みに入る前にこなしておこうというお父さんの策略なのか、客の数がやたらと多い。
家族連れ、カップル、高校生集団、とにかくどこを見ても人の群れ。
しかも、天気は憎いくらいに良好で、気温は確実に30℃近くはあったと思う。
照りつける太陽と暑苦しい群集…明らかに睡眠をとらずに来る場所ではないことは確かだった。
デズニー常連の妻が今日1日を有意義に過ごすための戦術プランをあみだし、デズニー攻略がはじまる。
午前中はピーターパン80分待ち、くまのプー120分待ち、という気の遠くなるような耐久勝負。
私が行列に並んでいる間、妻は各ワールドからファストパスをゲットしてきたり、水分を調達してきてくれたりと大活躍。
超ミラクルスーパー元気娘だ。
さらにアトラクションに乗り込むと妻のテンションはますますあがっていき、なぜか稚拙な英語で叫びまくるのだ。
「レッツゴーネバーランド!」
に、はじまり、
「イッツ・ア・キャプテンフックー!」
と、わざわざ紹介してくれたり。
極めつけは、
「オーウェンディ!ヘルプミー!」
…。
と、おとぎ話のヒロインに助けを求める始末。
お前が助けてもらってどうすんだよ!?
やはりデズニーにはオトナを退化させる力があるってことだろう。
かれこれ10回以上はデズニーに来ているが、アトラクションに乗りながら英語を叫ぶ人は初めて見た。
そんなこんなで、時間は楽しく過ぎていく。
昼飯を食いにとある店に入った直後、突然大雨が降り出した。
横殴りの暴風雨に直撃しそうな大きな雷。
外にいた人々は一瞬でずぶ濡れ。
アトラクションに並んでなくてホントに良かった。
10分程度でまた元のピーカン晴れ。
なんて気まぐれなお天気。
その後、カリブの海賊60分待ち、くまのコンサート10分待ちをこなし、メインイベント、妻が一番好きな乗り物「スペースマウンテン」にたどり着く。
朝一でファストパスをゲットしていたので、数分待って乗車。
ちなみに、私は大の絶叫嫌い。
しかも最後尾という、一番「G」がかかるアグレッシブな席になってしまった。
この日、最高潮のテンションになる妻。
この日、最低潮のテンションになる私。
対照的な夫婦を乗せて、宇宙の山へと出発した。
「イッツ・ア・スペースマウンテン!」
うん、ノリノリだ。
「○○ちゃん(わたくしの名前)ルックルック! イッツ・ア・スター!」
わかってる、わかってるけど、星見てると気持ち悪くなるんだよ。
しかも、ルックルックって何なんだよ……!
さらに宇宙船が加速していくと…
「キャハハハハ、アハハハハ、ハハハハハハハハ」
突然、笑い出す妻。
な、、なにが一体そんなに笑えるのだ!?
レバーに必死にすがりつきながら、目を閉じてじっと耐えている私の横で、ひたすら笑い続け、わけのわからない英語を発し続ける妻。
宇宙人。
私の横の席は退化しすぎた宇宙人に占拠されてしまったのだ。
なんとか生きて地上に戻ってくることができたが、体と心はボロボロだった。
冷たい飲み物を買いに行った妻を待ちながら喫煙スペースでタバコを吸っていると、同じく疲れきったオッサンが呟いた。
「酒飲みてぇ…」
オッサンの気持ちが痛いほどよくわかり、思わず握手を求めそうになった。
それからグッタリしながら不思議の国のアリスのお店で夕食を食べる。
「ハートのマークのハンバーグ」というおちゃらけたハンバーグ。
もう何も文句は言わないからせめて、せめて赤ワインだけでも出して欲しかった。
夕食を終えると営業時間が残り一時間になっていた。
サクッとお土産なんぞを購入してから、シンデレラ城の横で素敵なショーを鑑賞し、白雪姫15分待ち、ビッグサンダーマウンテンファストパス、ホーンテッドマンション5分待ちをクリアして、終了。
ビッグサンダーマウンテンでは、スペースマウンテンとほぼ同じ経験をして、心身ともに憔悴しきってしまった。
はじめにたてた戦術プラン通りにことが進み、目的だった二つの山で絶叫&爆笑することが出来た妻は大満足。
帰りの駅でグッタリうなだれながら妻のトイレを待っていた私に、ルンルン気分の彼女が戻ってきてこう言った。
「○○君、髪の毛の中で猫飼ってる浮浪者みたいだよ?」
そんな浮浪者いないだろ!
と、突っ込む気力すら失ってしまった私は、軽く微笑んで、妻の差し出した手を握った。
自分の若さに過信し、気分上等で行った「寝ずにーランド」。
誰かが言った。
25歳過ぎたらオッサン。
腹出始めたらオッサン。
童心を忘れてしまったらオッサン。
でも、でも、果たして同年代の男子で、「寝ずにーランド」をフルゴッツ楽しみながら無事に生還できる輩はいるのだろうか?
ボロボロになったけれど、「私まだまだ行けます!」と、自分を信じてみてもいいのではないだろうか?
遠足の次の日は必ずと言っていいほど爆睡できる。
理由は簡単。
ノリノリがヘロヘロでボロボロだからだ。
おかげさまで、12時間たっぷり寝させていただいて元気を取り戻した私は、亀戸の大衆食堂で冷や奴と空豆をつまみ、ビールを飲みながら日記を書いている。
オッサンと呼ばれるにはまだ早い。
よし、次は「寝ずにーシー」に挑戦だ!
以上。
いやぁ、若い。
いま、「寝ずにーランド」やったら、瞬殺だな。
さて、過去ばかり懐かしんで、あの頃は良かったと回想することはあまりすきではないが、たまの記念日にちょろっとだけ過去の思い出を振り返ってみるのは、悪くなかった。
自分で書いていたにもかかわらず、テンションの高い妻に翻弄される自分に爆笑し、新婚時の2人だけの生活っぷりを思い出した。
う~ん……。
てなわけで、お決まりパターンで申し訳ないが、最後に妻に一言。
5年間、ありがとう。
そして、これからもよろしくお願いします。
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