終戦記念日に長女と映画デート | パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

パパは過労死寸前〜素朴のグルメ〜

娘2人に囲まれながら、2015年より小規模な会社を立ち上げて、日々、家事&仕事でフル回転中の男一匹34歳。糖質オフ本を制作したことにより半年で10キロ減に成功。毎日が締め切り的な業務で週に2日は帰れない……。そんな多忙パパの食日記&適当な徒然育児日記。


朝飯→ミニおにぎり、紀伊國屋納豆ご飯、ワカメラーメン
昼飯→マックポーク、ポテト、ナゲット
夜飯→肉じゃが、ホウボウ刺身、ゴーヤチャンプルー、アボガド天麩羅、モッツァレラチーズとトマトのサラダ、エノキのお吸い物
ドリンク→むぎ茶、マックシェイク、コカコーラゼロ、金麦500ml、エビス黒350ml
映画→劇場版ポケットモンスター キュレムvs聖剣士ケルディア
テレビ観戦→サッカー 日本代表vsベネズエラ代表
テレビ映画→私は貝になりたい



お盆休み最終日


photo:01


妻が子どもらに作るミニおにぎり。

この一口サイズは非常に食べやすく、
実は娘らよりもわたくしの方が好物。

食卓に並ぶと、彼女たちの目を盗んでコソコソとツマミ食いしている。


photo:02


今日は、妻が仕事はじまりとなったので、長女と2人で映画デートすることに。

この写真を見てもおわかりいただけるだろうが、朝飯からダメパパぶりを発揮。

納豆ご飯だけでは飽き足らず、トンデモないモノにまでお湯を注いでしまった。

案の定、長女もガツガツと麺をススル。

こういうときに長女が嬉しそうによく言うセリフが、








「ママには内緒だね!」






つまり、パパが、カップラーメンを持ち出すことに、ちょっと後ろめたい気持ちがあることを見事に見抜いているといえるのだ。








2人揃ってペロッと食べたはいいが、かなり腹くっち。



重たくて眠たい体を引きずりながら、西新井アリオへ。




長女にはこの夏、見たい映画がいくつかあった。


ポケモン

アンパンマン

マダガスカル

メリダ

ダークナイト

トータルリコール



後半2つほど、ん? という項目が入っているが、むしろその2つの方が見たいらしい。







「怖いやっつ、みゆー」





映画の予告がテレビで流れるたびに、そう言ってはパパに迫ってきていた。



ただし、これら2つの映画を見た場合、間違いなく最後までもたないだろう。


それだけに、どの映画を選択するかは、重要なターニングポイントとなってくる。



ちょうど映画館に着いたときに、タイミング良くやっていたのが、アンパンマンとポケモン、そしてダークナイトだった。



ゴリ押しでダークナイトが見たいと騒ぎ立てる長女。




キミにいったいバットマンの何がわかるというのだろうか!?




それよりも、パンを分け与えてもらうか、ゲットだぜ! とはしゃいでいる方が性に合っているのでは??







パパの悩みそっちのけで、現場はいよいよダークナイトが採用されそうな勢いになってきている。

しかし、ふとダークナイトの案内を見ると、吹き替え版がなく、字幕版のみの上映。







コレだ!!!









「○っち、ダークナイト、英語しかないみたいだよ?」


「えっ、なんで?」



「いや、何でも。吹き替えなくて英語だけなんだって」


「○っち、英語ヤダ」


「うん、パパもヤダから、ポケモンかアンパンにしない? どっちがいい?」



"何で攻撃"をさせる前に畳み掛けるように二者択一を迫るパパ。





「んー。じゃあポケモン」








よし、決定!

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そんなわけでポケモン、、、。


この年になるまで、まともに見たことなかったが、脚本はオーソドックスなわかりやすい展開。



まぁ子どもにはウケるだろう。











しかし、ピカチュウって意外と声が低いんだな。


それがもっとも印象的な感想です。





そして一番驚いたのは、劇場内でとあるポケモンがDSで本当にゲットできるということ。




わたくし自身がゲームをあまりやらないタイプなので、ポケモンは見てもいいが、できれば"ゲット"的なことはしないで欲しい。





とにもかくにも、さすがにアニメだったので、長女の集中力はかなり後半まで持った。



肝心のラストバトルあたりから、ゴロゴロし出すのはさすがに3歳児か。





鑑賞後はマックでランチしてから帰宅。

photo:04


朝飯がいまだに消化されてなかったようなので、マックポークのみを注文。

長女もポテトとナゲットだけ。



朝一で行動していたため、妻と次女が帰ってくるまで2人で爆睡。


photo:05





ちなみに、夜はサッカーが不完全燃焼で終わり、ボーっとお盆休み最後の夜を惜しみながらブログを書いていたら、横で妻が突然、テレビでやっていた「私は貝になりたい」を鑑賞し始める。






………。




なぜ?








なぜにソレ?






そしてソレ、今見ないとダメなの?







確かに終戦記念日だけど、それならNHKとかもっと見るべき価値のあるドキュメンタリーとかやってるんじゃないか??








シリアス映画なのに、主演中居君で、良々さん、鶴瓶さんって、、、。







バラエティかい!?











そして明らかにコレはキャスティングミスではないかい!?









この映画に時間を割く必要はないと早急に判断したわたくしは、







「コレ見なくてよくない?」





と妻に語りかけた。




すると、彼女は洗濯物をたたみながら…。




「えっ? そうかもだけど、最後に本当に"私は貝になりたい"って言うのか知りたいから…あと何で"貝になりたいのか?"も知りたいし……」












真面目か!?








いや、違う…。








ゆとりか!?











いや、それも違う。






ん? なんだ?





むしろ、どう突っ込んだら良いのかすらわかりかねる。






妻のトンデモ発言に、途方に暮れるわたくし。







しかし、ツッコミ力のなさを痛感させられ凹んでいるこちらにはお構いなしに、妻はひたすら真面目に鑑賞し、ところどころで役者に対してダメ出しやツッコミを入れている。



途中から、わたくしも気になってしまい、一緒に鑑賞。



もはやこうなってくると、映画の内容云々よりも、2人にとってはラストシーンが重要になってくる。



しかし、貝話自体は、実在した人物の手記からの引用なので、超リアルでシリアスな話なわけで、物語はフィクションでも事実に基づいた話なので、終戦記念日を忘れないための教訓的悲劇話なわけで……。




そして、その悲劇さを表現する役者や演出側の力不足のために、こちらがことあるごとにツッコミをいれてしまうわけで……。





だからこそ、作品自体にあーだこーだ言ってるわけではないんですよ、はい。







うん、最後はちゃんと言ってたし、貝。







……でも何か腑に落ちない。



……妻もイマイチ納得できていない様子。








だから見なけりゃ良かったのにー。











そんなわけなので、8月15日。







わたくしのお盆休み最後の日。




8月15日。









うちのチワワが生まれた日。





8月15日。












新しい日本が生まれた日。
























黙祷。


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