本日は月曜日でしたが、いかがお過ごしでしたか?
獅子狩は本日、転職活動で書類が通った企業さまのところへ面接に伺い、社会で人様に迷惑をかけずに一員として役立つパーツとして活動する自信をなくしたため、選考を辞退して帰宅しました。
面接から帰宅後まで、帰りに寄った献血センターの中以外はずっとズビズビ泣きながらいるため、瞼がもちもちしています(笑)
工場の製造に関わるお仕事だったのですが、「工場には危険なものがたくさんある。そこに女性がいたら、それだけで周りは気を使わないといけない。女性にできない仕事とはいわないし、女性でもできる仕事をして働いている人がここにもいるけど、そういうところは考えなかった?」とのお言葉を賜りました。
自分が何かしらヘマをしたり、技術が至らず人様に迷惑な存在となったりすることはよく把握しているのですが、ただその場に存在するだけで、既に人様の迷惑だということは盲点でした。
ただ、それならばその場にいるのが女性ではなく男性であったとしても、新米で危ないという意味では同じだろうから、気を使ってあげてほしい……などとおこがましいことを考えておりました。過ぎた意見です。私が申し上げられることではありません。
「この『存在することによって他人にかかる迷惑』を人にかけながら、どうやってその人たちに恩を報いていくかが大事」との金言もいただいたのですが、獅子狩としてはどうしても、迷惑がかかるのなら最初から関わるのをやめるのが1番良い形としか思えず、このお言葉をお聞きして「もし、この先の選考があるとすれば、迷惑をおかけするのに耐えられないから辞退しよう」という決意が生まれました。面接の序盤でのことです。
また、獅子狩には軽度の社会不安障害があることを予め履歴書に書いておいたのですが、「あがり症なんてみんなそうだよ。それでも自分がそこで仕事ができなかったらほかの人がどうなるか、仕事がどうなるか、そこのところを考えてみんな試行錯誤してる。努力が足りないと思うけどそこのところどうかな」「もっと中小(企業)で練習してきたら?」というお言葉も賜りました。
実際、その通りだと思います。高校時代や大学時代に少しでも人並みになろうとしてしたことは、すべて実を結ばなかった。つまりそれは努力ではなかった、あるいは努力の方向性が間違っており無駄だった、努力が足りなかった、のいずれかが結論になると思います。結局、全部無駄だったんですね、そういうことです。間違った努力や足りない努力は、年末ジャンボのハズレくじの束のようなものだと思うと理解がしやすかったです。
それから転職理由について「今のアルバイト先で条件は1部署分の仕事の契約のまま、突然2部署分の仕事をしなければならなくなったため」と説明したところ、「それは上の人の気持ちを考えてあげないと。仕事が増えたということは、その職場には今お金や人が足りない状況なのかもしれない。そこで仕事が増えても頑張るということが大事だと思うんだけど、そこはそう考えなかった?」とのお叱りを賜りました。社会人になるためには、自分個人のことより会社第一主義で生きていく必要があるようです。
そして今回お伺いした企業さまから、獅子狩の自宅が少し遠いことについて「距離が遠いと、本人が気にしていなくても周りが『あの人は家が遠いから』と遠慮してしまう、あなたは気にしなくても、周りにそういった気遣いをさせてしまうことになる。そうなると仕事を教える方も教えられないし、大事な相談をしようとは思わない。長い付き合いをしていくのに必要なのは、人と人の相性じゃなくて物理的な距離の近さだと思っているんだけど、きみはその点どうするの?」とのお言葉があり、家の場所だけで人様に迷惑をかけてしまうのだなと気づかされました。
その場合、例えば誰かと友好関係を結ぶ際にも、家が近いかどうかで友好関係になるのを断る必要が出てくるのかもしれません。あるいは、友達になるためにどちらかがすぐそばまで引っ越すのか……獅子狩は頭が悪い上、友人と呼べる人々との自宅同士の距離がものすごくバラバラなため、そこのところはよくわかりませんでした。作らなければいいという回答もあるかも知れません。
結局面接中に、獅子狩は企業さまにご迷惑以外の何物も提供できないという結論に至り「私が御社で働かせていただくことは、非常に力不足であることがよくわかりました」と申し上げ、途中で面接を終了。
企業さまは「そこで謙虚になるんじゃなくて『それでも働きたいんです、頑張ります!』って言うのが正解なんだけどね(笑)」と笑っておられました。そうなんですね、不勉強でして申し訳ない限りです。
ここで、社会人としての面接での正解の形を1つお教えいただけた獅子狩。しかし、仮にその答えがわかっていたとしても、「多大なる迷惑をかけますが、それでも働きたいんです。頑張ります」とは口が裂けても言えないと思うので、自らお断り申し上げられてよかったと思いながら帰宅しました。企業さまには面接の時間を無駄に浪費させてしまい申し訳ない限りですが、もはやこればかりはどうしようもありません。
社会で働かせていただく自信はもともとなかったのですが、本日賜ったお言葉でゼロがマイナスに傾いたため、獅子狩は本日をもって転職活動を終了することにしました。今働いているところについても、手続きをしてやめようと思います。
猫の額ほどしかありませんが、今までのお給料から貯めたお金があるので、それを切り崩しながら、出来るだけ人と関わらない場所で、静かに暮らしたい。
そんな稚拙な絵空事を描きながら、企業さまの元を離れました。
転職サイトの方に結果報告をしたところ「そういった形の圧迫面接は普通によくあるパターンなので、落ち込まずに次も頑張ってください」とのこと。
と、言うことはこの先転職活動をしていけば、何度もこういったお言葉を賜るということになります。
残念ながら、獅子狩はそんなに何度も頑張れないので、やはり転職活動はこれにて終了です。
ただ、今日は帰りに献血をしてきたので、400ml分だけは、誰かの役に立てたと思い上がっても許されるかもしれません。あるいは、そんな思い上がりは独りよがりな自己愛なのかもしれません。
とりあえずは、疲れたのでこの子と一緒に寝ようと思います。
それでは皆さま、おやすみなさい('w')ノシ