製本作業、その5(完成) | 【おもちにっき】

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獅子狩 和音の【おもちにっき】です。

日々の雑多なことのほかに、手芸のことやゲームのこと、本のことを書いていく予定です。

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こんばんは、獅子狩です。

本日は皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

獅子狩は昨晩遅くに、上製本の3冊を完成させましたカナヘイうさぎ

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左が黄土色のムラ染め、中央が焦茶色の無地、右が革です(*´∇`*)

ムラ染めと無地はそれぞれ3冊ずつの計6冊を製本して、卒業展で販売する用。
右の革張り製本は展示用に作っていましたが、業者さんの製本技術には敵わず、無用の本となりましたサッ
いつか、獅子狩も業者さんの製本に負けない手製本を作れるようになりたいものですショックなうさぎ

ちなみに販売用の2種類の本ですが、中身は完全に同じで違いは外側のみです。
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布の色が違うのは勿論ですが、他にストライプの花布とスピン(しおり紐のこと)も色が違いますカナヘイうさぎ

今夜も、これから残りの製本をしようと思いますo(`ω´ )o

製本過程をざっくりと解説すると、本文の前後に見返し(写真に写っているベージュの紙)を貼り、背表紙の上部分にスピン、上下に花布、最後に寒冷紗(白い網のようなもの)をつけてから外側とドッキングします。

スピンの上から花布を貼っているところ。ボンドでベタベタの背表紙です。
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そしてさらにこれらの上から寒冷紗をペタリ。
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寒冷紗は、背表紙につけたスピンや花布を固定するほか、上製本の外側とのドッキングに重要なアイテムです気合いピスケ

厚紙を布で包んだ上製本の外側とドッキングし、一晩乾かすと出来上がり!
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乾かすときは本を閉じずに開けておき、乾燥させます。ボンド臭くなくなり乾燥していたら完成カナヘイうさぎカナヘイきらきら

以上、獅子狩の製本作業レポートでした。く(° °)

それでは皆さま、おやすみなさい('w')ノシ







【告知】
2月25日から、京都造形芸術大学 卒業展が始まります。
獅子狩の卒業作品(小説)も販売いたしますので、ご興味のある方はぜひお越しください。
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