夜の女王のアリアに魅せられたパソ犬くんの
半年越しの希望であった、
魔笛を観てきました。
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ
のだから、
本場なのかな。
夜の女王のアリアは知ってたけど、他の曲も、話の筋もさっぱり知らないまま、
観てきたんだよね。
オペラ、ミュージカル、ショー、なんでも大好き
なワタクシなので、
愉しんで見てきましたがっ、
話はよくわからなかったなぁ。。。。
主人公に感情移入できないっていうか・・・。
森で迷った王子が魔物に襲われそうになって、
夜の女王に助けられ、
夜の女王の娘パミーノの写真を見せられ、心を奪われる王子。
パミーノは囚われの身なので、助けに行くことにする王子。
パミーノが囚われているのは、賢者ザラストロで、
夜の女王は女らしい傲慢で浅はかな性格なので、パミーノがそばにいると、
パミーノが不幸になるため、引き離したのだそう。
ほんの一瞬で王子とパミーノは恋に落ち、
その恋のため、試練だ、愛を失って自殺するだーとか
大騒ぎ。
結局は試練に打ち勝ち、清められた者として、
祝福を受けるという話。
ほんの一瞬で恋に落ちるのは結構だが、
その後、口をきいてもらえないからって自殺をしようとするのはどうだろう。
また、ほんの一瞬で恋に落ち、
自分の命を賭けた試練に挑むというのもイマイチ
理解できない。
話としてはいまひとつ釈然としないが、
夜の女王のアリアは見事の一言でした。
なかなか高尚すぎて、敷居が高いオペラだけど、
お安い席で、ちょくちょく観たいなぁーと思う今日この頃。
トスカとアイーダを観たいと思ってるんだけど、
なかなか機会に恵まれないのよねぇー。
今回の観劇で、それなりに楽しんだワタクシ。
最後の最後にちょっと残念なコトがありました。
カーテンコールの最中に、
良い席に座っている方が多数、席を立ち、
帰っていく姿が目に付きました。
カーテンコールがすべて終わり、
劇場の電気が着いてから席を立つのが、マナーじゃないかなぁと
思うんですけどね。
映画ならまだしも・・・・。
すばらしいアリアを聴かせてくれた出演者に
惜しみない拍手を送り、そこで感動の余韻にひたるっていうのが
楽しいんだけどなぁ。。。。
高いお金を払って見に行くわけだから、
楽しみ方はそれぞれだけど、ちょっと残念だったな。

