ホテルを7時過ぎに出発。バスE1に乗り、終点のPlazaElipticaで下車。地下鉄駅に接続する地下バスターミナルがある。ALSA社の窓口で、トレドまでのDirectoのチケットを購入。€4.67.朝8時ごりから太陽が昇り。明るくなっていく。トレドまでは高速道路で50分弱。
バスターミナルを丘の上にトレドの旧市街が見える。10分程度歩いて、旧市街の入口ギサグラ門へ。その前にある売店では、その場で揚げたシュロスとコーヒーを売っている。冷え切った体にはありがたく、来客も多い。
門を抜けて、丘の上に上って行くと、トレドが首都だった時代に建てられた王の居城であるアルカサルが見えてくる。ただし、残念ながら工事中で入ることはできない。
アルカサルの近くにあるサンタ・クルス美術館へ。無料だが、近代のくらしについての展示や絵画などの見所があり、結構楽しめる。
アルカサルの横のバス停から、タホ川の対岸の病院やパラドールを回るバスが1時間に1本出ており、これに乗ってみる。ギサグラ門から出て橋を渡り、タホ川の対岸沿いを走ると、トレドの街の全景を見渡すことができる。タホ川は、ポルトガルのリスボンで太平洋に注ぐ。
カテドラルはミサの最中。本来、観光客はそれ以外の参観時間に入ることになっているようだ。聖歌隊の子供達が賛美歌を歌っている。
名称を失念してしまったが教会の塔に上ってみた景色。旧市街は迷路のようだが、郊外には現代的な住宅団地も立ち並んでいる。さらに市街を散策した後、バスターミナルから、マドリッド行のバスに乗車。車内は満席。
往路と同様にPlazaElipticaでバスに乗換えると、一時間強でアトーチャ駅に着く。駅近くで軽食を取った後、プラド美術館へ。ここも日曜の17時以降は無料で、入場者が行列をつくっている。ゴヤ門でチケットをもらって、裏側の新しい入り口から入るのがスムーズなようだ。入るときにX線検査がある。
ベラスケス、ゴヤをはじめ、ハプスブルグ家が支配していたフランドル絵画も充実している。20時の閉館ぎりぎりまで見た後、バスでホテル近くまで戻る。