目黒に住んで12年になるが、いつかと思いながら訪れることがなかった、国立科学博物館付属自然教育園に行ってみた。11月3日は無料で入園できる。園内は伐採などがされていない、自然の植生による森、沼地のような池があり、様々な植物を見ることができる。400~500年前の豪族が築いた土塁も残されており興味深い。今度は春に来てみたい。



6日間の連休を取り、ジャーマンレイルパス(5日間)でドイツ周遊の旅。10/5:羽田→パリ→シュトゥットガルト→シュヴェービッシュ・ハル→ニュウルンベルク
10/6:ニュルンベルク→コーブルク→ワイマール
10/7:ワイマール→ノルトハウゼン→ブロッケン山頂→ヴェルニゲローデ→ゴスラー
10/8:ゴスラー→ライプツィヒ→ベルリン
10/9:ベルリン→フランクフルト空港→
10/10:→成田
日付順の行程は→こちら
ホテルを出発し、ベルリン中央駅に荷物を預け、朝8時前に国会議事堂へ。しかし、事前予約をしなければ、入場できないシステムに変わっていた。残念だが入場できず。
Sバーンに乗ってベルリン東駅側の川沿いにあるベルリンの壁が残っている場所に行ってみる。イーストサイドギャラリーと呼ばれており、様々な絵が描かれている。
ベルリン北駅で下車。この駅は、分断時代は境界線の真下にあったため閉鎖されていた。駅構内にそのことに関する展示がある。駅の階段を登ると、広場に出るが、そこは分断時代の壁があったところ。
東西の壁と緩衝地帯が当時のままに残され、その前に壁記録センターがあり、その屋上から周囲を見渡すことができる。改めて、壁がベルリンの街と人々を分断していたことを実感する。
博物館島の傍にあるドイツ歴史博物館を訪れる。ドイツの古代から現代の歴史が網羅されており、展示物も豊富で英語の解説もある。
ゲルマン民族の大移動など、ヨーロッパの歴史は民族の移動の歴史でもあったことがビジュアルでわかる展示は興味深い。
ベルリン中央駅から、ICEでフランクフルト乗換でフランクフルト空港駅へ。JL408便で帰国の途につく。
ゴスラー駅を12時過ぎに発車する列車に乗り、ハレで乗換えて、ライプツィヒ中央駅で下車。駅は数年前に訪れた時は工事中だったが、地下にショッピングモールができていた。
旧市庁舎の内部は、市の歴史博物館になっている。
バッハが活躍したというトーマス教会。土曜日のため、買い物客が多い。
現代史博物館。ここは、前回も訪れたが、旧東ドイツに関する政治や市民生活に関する資料が充実しており、とても興味深い。展示も、前回から一部、リニューアルしている。
東独民主化運動の拠点だったニコライ教会。10月はベルリンの壁が崩壊した月のためか、教会前の広場では、関連する写真パネルが展示されていた。

ライプツィヒ駅から、ICEでベルリン中央駅に到着。雨が降っており寒い。昨夏も訪れたZillemarktで夕食。名物のアイスバインを頼んだが、食べきれなかった。
ホテルを7:30過ぎに出発。ゴスラー駅前から、一時間に一本のみの803番のバスでランメルスベルク鉱山博物館へ。開館時間である9時の30分以上前に到着。入口の外で寒い中を震えていると、職員がカギを開け、屋内に入れてくれる。9:30からの最初のツアーチケットを購入し、博物館の展示物を見て回る。二十数年前まで稼働していた銀・銅などの鉱山。9:30のツアーは、最期まで使われていた坑道に、工夫が乗っていた専用車両で降りてゆく。ドイツ語ツアーの回だったが、他は3人の父子のみだったので、ガイドが英語での説明もしてくれる。親切なミュージアムだ。実際に最後まで使われていた施設や機械は興味深い。古い坑道のツアーもあるのでいつか再訪したい。


帰路はバスが来るまでの時間が開いているので、緩やかな坂道を街まで下る。途中の皇帝居城に入りたがったが、イベントのためか入館できず。
市庁舎前のマルクト広場は、祭りのようで、民俗衣装を着た人たちが屋台を出している。ここで、ハンバーグにサワークリームをつけてパンにはさんだものを購入して昼食にする。










